吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編

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宿に着いてから、改めて幣立神宮のことを調べた。
何かを感じ取ったのか、感じ取っていないのかは別にして、今後あの場所へはたびたび足を運ぶことになるだろうという確信があったからだと思う。
約8,000万年前にできた「中央構造線」は、関東から九州を縦断する日本最大級の大断層である。
この「中央構造線」上に、諏訪大社、豊川稲荷、伊勢神宮、高野山などなど、日本を代表する錚々たる聖地が集中しているのだそうだ。
そして、「九州のへそ」と呼ばれる熊本県蘇陽町でしっかりと「中央構造線」上を陣取るのが幣立神宮、この日、私たちが迷いに迷った挙句に辿り着いた聖地である。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
予習通り、神様がお通りになる真ん中は避けて通る。階段が結構きつい~。

階段を一段一段上って行くにつれて、空気が変わるのがわかる。
空気が澄んでいるというだけではない。
階段を半分ぐらい上ったあたりだったか、Beがこんなことを言い出した。
「ママ~、手がしびれてきた」
「ママも左手が少しビリビリしてるよ」
これがパワーと言われるものなのかどうかは皆さんの判断にお任せするとして、しかし左手の指あたりに軽いしびれを感じたのは確かである。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編

幣立神宮の主祭神である神漏岐命(かむろぎのみこと)と神漏美命(かむろみのみこと)の両神は、同じくここの主祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)よりも更に古い時代に宇宙よりご降臨されたと言われている。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
應神天皇(おうじんてんのう)、建磐龍命(たけいはたつのみこと)を祀る境内社、大野神社。

地元の人でも知らない人が多いという幣立神宮であるが、このパワーを求めて県外は元より海外からの参拝客も少なくない。
特にサイキックな人々の間では有名らしく、この日、私たちも外国の方を見かけたが、そのいでたちは一般観光客のそれとは程遠いミステリアスな雰囲気であった。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
この日、何度手を合わせたかわからない。

この水神社の左手奥にある鳥居をくぐると、「東御手洗(ひがしみたらい)」へと続く森がある。
これを最初、東側にあるお手洗いかと勘違いした私は大ばか者である。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
この大きな大きな杉たちは、いつの時代から人間たちを見下ろしているんだろう。

推定樹齢数百年~数千年級の杉が鬱蒼とした森を歩きながら、次に私たちを待ち受けているであろう神様を想い、胸を躍らせる。
予備知識のない訪問も、悪くない。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
しばらく森を下り、目の前がパッと明るくなったと思ったところで東御手洗 東水神宮があらわれる。

北辰妙見(ほくしんみょうけん)の祀られている東御手洗は、神代の天村雲姫(あめのむらくもひめ)が水徳を頂かれた霊地。
太古より八大龍王(はちだいりゅうおう)が鎮まる所とされている。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
こんこんと湧き出てくる御神水。私は右筒から飲んだが、左の竹筒の方がおいしいらしいことを後で知った。

天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたる瓊々杵尊(ににぎのみこと)は、この竹筒から流れ出る御神水で全国の主要地を清められた。
この御神水を求めて遠くから足を運ぶ人も少なくないらしい。
私たちもご利益にあずかろうと早速飲んでみることに。
「か…硬い!すごい硬水。コントレックスみたい。」と私が言うと、
Beがすかさず
「うん、硬いねぇ。ほんと硬い。」と言う。
硬水がわかるのか!?
驚いてBeを見ると、ニコニコ顔で「硬いねぇ」と言いながら手で水を触っている。
「あんた、意味わかってないやろ?」と言うと、必死に言い訳。
この神聖な地で、大爆笑せずにはいられなかった。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
あまりに大きな木ばかりで、全てをカメラに収めるのは難しい。

五感で感じ取ったことを表現することは簡単でも、第六感と呼ばれる目には見えない感覚を言葉で表現することは難しい。
しかし何の霊感もない私でさえ、この地が目に見えない何かで満たされていることはわかった。

吉方位へパワーチャージツアー④ 幣立神宮 後編
体全体でパワーを感じ取ろうとしているBe。意外にも、同じようなポーズで目を閉じて何かを感じ取ろうとしている年配の方も多かった。

最初に予定していた旅行に、たまたま乗っかってきた友人の提案で立ち寄った幣立神宮。
迷ってなかなか辿りつけなかったのは神様に試されていたのか…。
その試験に見事合格し、ここに足を踏み入れた私たちは、近いうちにまた戻ってくることになるだろう。
中途半端なレポートは、この次の訪問で補足させて頂くということでお許し願いたい。

いつもありがとうございます。
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