アメリカ留学をするにあたり、ビザの申請をすることになった。
申請にはさまざまな書類が必要だったが、大半はエージェントが準備してくれるため、私が用意するのは、パスポートと証明写真、そして英文の財政証明書だった。
この財政証明書は、銀行の残高証明書の原本。
アメリカに渡る娘が現地で働いたりすることなく、何かあっても路頭に迷わず生活できる額はありますよ~という証明。
その額というのがよくわからず、エージェントに聞いても、100万~200万という返答があったものの、あまりにも金額の開きが大きすぎて参考にならなかった。
ネットで探しても色んな意見がある。
10カ月の滞在で100万円だと1カ月あたり10万円か。
私だったら問題なく生活できる金額なのだけど、一般的にみるとやっぱり少ないだろう。
150万円なら月15万円。悪くないかも。
でもそれでも足りないと判断される可能性もある。
おそらく運もあるんじゃないかと思うけど、万が一ダメだった場合を考えて、もう少しプラスしてみることに。
とは言っても、お金がいくらでもあるわけではなかった。
残高証明を取るためだけに、借金をする人も少なくないらしい。
私も友人から50万円を借りて、2日後に返済した。
そうやって借金までして取った残高証明書なのに、後々ムダになるなんて。
この時はまだ想像もしていなかった。
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