大量の薬と保険金と…次々に降りかかる問題に疲労困憊

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留学前に加入した海外旅行保険の払い戻し手続きをした。
退院してから購入した薬の代金はすべて娘が現金で支払ったため、その分はすべて払い戻しの対象となった。
驚いたことにコストコなどで薬を購入しており、しかもクーポンで割り引きにまでなってたりする。
それを保険会社に説明すると驚かれたので、珍しいのかな…とりあえず日本では考えられない。

この海外旅行保険は、海外で罹患すれば、帰国後6カ月までの治療費がカバーされるが、娘はこのとき18歳で、「ひとり親家庭等医療費助成制度」を利用できる最後の年であった。
そのため、初診料以外はすべて無料でお金がかかることはなく、結果、現金で支払った薬代など約22万円の保険金が振り込まれた。

九大で新たに薬を処方してもらったお陰で、12時間おきに打っていた腹部への注射はなくなった。
それでも毎日服用しなければならない薬の量は膨大で、1日あたり最大で7種類、合計23錠もあった。
あまりに数が多いので服用数を間違えたのか薬が足りなくなったことが何度かあり、そのたびに予約を取り、処方箋だけなので私が九大へ行った。
薬によっては週3回だったり1日おきに数が違ったりするものもあり、薬の管理があまりに大変だったので、1回分ずつ小分けにして日付を書き、画用紙に両面テープで順に固定して冷蔵庫横に貼り付けた。
そうすることで飲み間違いを防げるだけでなく、飲み忘れを私がチェックすることもできるようになった。

しかし、それでも薬が足りないことがあった。
そもそも先生が処方した薬の数が間違えていたことも数回。
そのたびに九大を予約して再び処方箋をもらいに行かなければならず、その上、再診料まで取られるという…そんなことがあるたびに、本当に仕事を辞めてよかったと思った。

 

アメリカでは、病院でかかった医療費に関して保険の処理が進められていたが、ある日、アメリカのエージェントから届いたメールにこんなことが書いてあった。

現地で加入した保険会社が、娘には元々持病があったのではないか?と疑っていて、持病ではないことを証明できないと、1000万円を超える医療費は支払わないと言っている…とのこと。

えっ?
私からすると、そんな持病があれば留学なんて行かせないし、留学の申し込みをした際も、持病があるなんて書いていない…それじゃあダメなのか。
そもそも、「ある」ものを証明するのは簡単だけど、「ない」というのはないんだから証明のしようがない。
入院したときの主治医は、すべて保険で賄えるから安心して~なんて言っていたし、帰国して半年も経っているので国内で加入した保険も使えなくなっていて、もう、なんで今ごろそんなことを言ってくるんだよ!アメリカ人!
次から次へと降りかかってくる問題に、もう本当に疲れてしまっていた。

いつもありがとうございます。
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