理解を超えたスピリチュアルな出来事

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先日、押入れの整理中に懐かしいビデオを発見した。

私が20代前半の頃に精神世界へ興味を持つきっかけとなった、ハリウッド女優 シャーリー・マクレーンの実体験をもとにしたベストセラー著書『アウト・オン・ア・リム』のドラマ版ビデオである。
スピリチュアルな世界に興味があれば、ご存知の方も多いかと思う。
久しぶりに観てみると懐かしいシーンばかりで…その中でも、ジョン・ハード演じるディビッドが、ふとしたことから出会い心惹かれていった女性のことを宇宙から来たのだとシャーリーに話したシーンで、あることを思い出した。
私の知人が不思議な人に出会った話である。

知人・木村吾郎(仮名)は新幹線に乗っていた。
旅行帰りの木村はカウボーイハットを被り、席周辺をウロウロしていた。
そう遠くない席に座っていた男性が自分を見ていることに木村が気づくと、その男性はニコニコしながら木村の頭を指差して『帽子かっこいいね。』と言った。
知り合いかと思い、木村がその男性に近づいていくと『久しぶり!』とその男性が言い、しかし木村にはどこの誰だかさっぱりわからなかった。

『すみませんが、どちら様ですか?いつ、どこでお会いしましたっけ?』
すると…男性は答えた。

『2,500年前に会ったじゃん。』

木村は完全にからかわれていると感じて、無視して席に戻ろうとしたのだが、そのとき男が言った。

『元気でな。木村吾郎。』

自分のフルネームを知ってるなんて…。

『いつお会いしました??』ともう一度聞くと

『だから、2,500年前に…』と答える。

それが、木村と男性Y氏との出会い(再会?)だった。
男性は木村に関することを名前以外にも知っていた。
その偶然の出会い以来、木村が仕事やプライベートで壁に直面したときに街中でばったり彼に出会うようになった。
そのたびに、Y氏は木村にいろんなアドバイス(例えば、状況を改善するためにどこの水を取りに行けとか、どの方角に頭を向けて寝ろとか、どの石を身につけろとか)をするのだと言う。
Y氏は東北地方の人、木村は中国地方の人、そしてバッタリ出会うのは九州…である。
木村は仕事の関係で週の半分は九州にいた。
しかし、Y氏がなぜ九州にいるかもわからないし、なぜ道端でばったりと出会ってしまうのかもわからなかった。

とりあえず木村はY氏のアドバイス通りに行動するようになった。
そうするようになって、仕事やプライベートがうまくいくようになったのかどうかは知らないが、とにかく出来る限り従った。

そうして何年か過ぎたある夜、木村は友人たちとY氏を囲んで酒を飲む機会があった。
Y氏は相変わらず正体不明な人だったのだが、その彼に向かって木村の友人のひとりが酔っぱらって言ってはいけないことを言ってしまった。

『あんた、消えることができるんだって?本当だったらこの場所で消えてみてよ。』

そう、彼は消えたり現れたりということが自由に出来るらしかった。
しかし彼はそれを拒み、そしてそれから2度と木村の前には現れなくなった。
その話を聞いてからどれくらいの年月が経ったのかわからないが、また驚くべき話を聞いた。

FMラジオ番組のとあるコーナーで、DJ(今はAJか?)の友人で不思議な体験を数多くしている人がいるらしく、その友人の不思議体験ベスト5というような話があった。
その中のベストワンが、木村が体験したことと全く同じ話であったのだ。
偶然出会った男性から声をかけられ、彼は数千年前に自分と出会っていたと言い、おまけに自分の名前をはじめ、様々なことを知っていたのだそうだ。
それから付き合いがあったかどうかの話はなかったが、私はラジオを聴きながら、その声をかけた男性とはY氏に間違いないと確信した。
なんとも不可思議な話ではあるが、数千年前に出会っていたのなら前世で親しくしていた人なのか、それともアルト・オン・ア・リムのデイビッドが出会った女性のような宇宙人なのか…。
私もできることならぜひ彼に出会ってみたいが、きっとこれは選ばれた人のみ起こり得ることであろうから、平々凡々な私にはきっと起こらないだろう。

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. kaoさん、こんにちは♪
    「アウト・オン・ア・リム」は読んだことありませんが、
    私は10代の終わりから20代前半まで精神世界にまつわることにすごく興味があり、本も読んでいました。
    今回のお話のような不思議体験はありませんが、
    私はそういう不思議は真面目に「あるだろう」と思っています。
    私自身にはきっと起こらないと思いますが。
    「アウト・オン・ア・リム」のケースだと、その男性は宇宙人ってことになるんですか・・・不思議ですね~。

  2. さびぬきさん、こんばんは。
    私が精神世界に興味を持ち出したのは20代前半です。
    やっぱりこの時期って、色んなことを経験しながら壁にぶつかったりして、自分の存在の意味などを深く考え出したりするからなんでしょうね。
    とても奥深い世界ですので、興味のない人に話すと宗教と勘違いされたりして困っていました。
    でも深く追えば追うほど、『つじつま』が合ってくるんですよね。
    「アウト・オン・ア・リム」では男性が好きになった人が宇宙人だったようです(説明がわかりにくくてすみません)。
    このドラマで、チャネリングをする場面があるのですが、そのドラマのメイキング本によると、チャネラーも、実際に話をする様子も本物が使われているのだそうです。
    チャネラーを通して話している精霊も、当時を再現して同じことを喋ってくれたのだとか。
    本当に不思議な世界ですよね。