既往症がなかったことを証明せよ…fromアメリカの保険会社

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アメリカの保険会社が、娘には元々持病があったのではないか?と疑っているとのこと。

あまりに腹が立って…ハラワタが煮えくり返ったので、専門家の意見が聞きたくて医者の友人にメールをした。

友人からの返信は、国内の保険会社に関して言えば、既往歴の告知義務違反がなかったかを含め、保険加入前に発症していなかった事を証明する必要はないとのこと。
でもアメリカのシステムはよくわからず…健康診断してもらった病院に英文の健康診断書を書いてもらい、それと少なくとも過去5年ほどは病院受診歴がなく自覚症状も無かった事を文書にして提出してみては?とのことだった。

しかーし、健康診断は英語が苦手な近所のヤブ医者にしてもらったんだった…
なんであんな病院に行ったんだろう…と激しく後悔。

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そんなことを考えているときに、もう1人のお医者さんからメールが届いた。
友人にメールをした後も怒りが収まらず、他にも私の話を聞いてくれる専門家はいないかと考え…渡航前の予防接種をしてもらった先生にもメールしていた。

この時の先生↓

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そして先生からの返事を読んでびっくり。

「大変ですね、びっくりしました。昨年の4月16日に診察しています。
少なくともその時点で問題なかったということは書けますよ。」

診察をしてくださっていたことを知らなかったので、神様からの返事のようだった。

翌日、英文の診断書を取りに行った。
診断書代として8,000円ほどかかったが、このペラ紙1枚がその1000倍以上の金額を保険会社から引き出してくれ、我が家を破産から救ってくれるのだと思えば安いもんだった。

 

余談になるが、ご存知の通り、アメリカには日本の国民健康保険のようなものはない。
オバマが大統領時代に成立した医療保険制度改革「オバマケア」への加入は国民の義務だけど、月ちゃんは毎年、オバマケアの保険代と、オバマケアに加入しないことで課される罰金とを比較して、どちらか安い方を選ぶんだそう。
オバマケアは提携の病院でしか利用できないどころか、提携の病院へ行っても予約がいっぱいで数カ月待ちとかになるらしく、急病では全く使い物にならないのだとか。

それで医療費を払えない貧困層は、治療後にバックレる人が多いんだそうだ。

そういえば、月ちゃんもNYで強盗に遭い怪我をして病院へ連れて行かれそうになったとき、お金がかかるのを恐れて一度は断ったが、警官にNY市が払うから大丈夫だと言われ病院へ。
それなのに後日、病院から請求書が届くようになり…ずっと無視していたらいつの間にか請求書は届かなくなったらしい。

それを聞いて、私も最後はそうするしかないかなと思っていた。
でも、私がバックレた場合、病院が留学エージェントに請求し、エージェントが医療費を立て替えて支払い、最終的にはエージェントから私が訴えられる可能性があった。

最終手段は友人からのアドバイス…(医者としてはおすすめしないが…という前置きがあったけど)どうしても払わなきゃならなくなったら、現地の医者が全額カバー出来るって言ったので医療を受けたけど、全額カバーでないとわかっていたら数週間も入院してないし、腎生検も日本で受けていた…⇐こう言い張るつもりだった。

気軽に病院にも行けないアメリカ…ガンの早期発見なんてのも少ないだろうね…
日本人でほんと良かった。

いつもありがとうございます。
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