出会いといじめと性的虐待とパラレルワールド

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先日、沖縄から福岡へ帰る飛行機に乗り込んだとき、「あっkaoさん!」と声がしたので振り返るとなんとみっちゃんとトーマくんだった。
なんという偶然!
私たちがもしオフ会で会っていなければ気がつかないままお互いのブログを行き来していたのかなぁと思うと、もしかしたら他にもネット上で知りあった人がその辺にいるのではないかとワクワクしてしまう。

その中でお互いに気づかないまますれ違ってしまう人もいるわけで、人と人との出会いって本当に不思議なものだなぁとつくづく思う今日この頃。

先日の旅行でひょんなことから知りあった24歳の女性、Aちゃんとの出会いも何らかの意味があるのかもしれない。

Aちゃんはメキシコと日本のハーフで、幼い頃に両親が離婚したため父親の顔も覚えていないという。

その話を聞くまでハーフだなんて気づかなかったくらい日本人と同じ、いや、それ以上に色白だし、長身で端整な顔立ちには女性である私でもうっとり見とれてしまうほどのステキな女性だった。

そんな彼女でも、小学生の頃には結構なイジメに遭っていたらしい。

今よりずっと色黒だったらしく、小学校を卒業するまでずっとずっといじめられ、誰も守ってくれる人もおらず、どうやって生きていけばいいんだろうといつも悩んでいたという。

私がひとりで子供を育てていることを知った彼女が、私に結婚はしないのかと聞いてきた。

「とりあえず今のところはする気はないかな。恋愛は懲り懲りだし、それに最近よくニュースで妻の連れ子を義父が虐待する事件も多いから余計な心配したくないし…将来はわからないけどね。」

「Beちゃんが女の子だから、私は絶対にしてほしくない…」

彼女は目に涙を浮かべながら自分の過去を語りだした。

中学生のとき、彼女は家に帰らなくなった。
再婚した母の夫、つまり義父が原因だった。
友人の家で寝泊りしていた彼女はすぐに母親に発見され、何故帰ってこないのかと聞かれて彼女は答えた。

「あんたの旦那に聞いてよ。あんたの旦那がずっと私に何をしてきたのか!」

彼女は義父から性的虐待を受けていた。

家に連れ戻された彼女は、母親や祖母が見守る中、義父を罵倒した。

「あんたが私に何をしてきたのか、みんなの前で話せよ!」

すると義父はその場で土下座をして謝ったという。
話はそれで終わったのかと思ったが、続きがあった。

後日、母親はAちゃんにこう言った。

「あれからお父さんとふたりきりで話をしたら、何もしてないって言ってたわよ。
あの場の状況で謝るしかなかったけど、何もしていないって。
私もそうじゃないかなとは思ってたのよね。だって、あなたよく嘘つくし…」

「お母さんは“女”なんです。子供より、男を取ったんです。」

彼女は現在4歳の男の子の母親で、子供が男の子で良かったと心から思っているのだと言った。

「もし旦那に離婚されて、ひとりで子育てしていくことになったら、再婚して私みたいなことになったら絶対に嫌なので、男の子で本当によかったです…」

彼女への同情と母親に対する憤りはあるものの、何を言ったらいいのかわからなかった。

女を捨てる必要はないけれど、母親という立場に女が勝ってしまったとき、犠牲になるのは罪のない子供たちである。

女でい続ける母親を持つ子供には幸せが訪れることがないのかと考えると、ますます恋愛から遠ざかった気がした。

「Beちゃんが私みたいにイジメに遭わなければいいんだけど…」

彼女がイジメに遭ったときも、きっと母親は守ってくれなかったんだろう。
強く生き抜いた彼女には、他にも人に言えない色んな事情があるらしい。

「私って、なんでこんな風になってしまうんだろう…どうしても抜けられないんですよね…」

半ば諦め気味につぶやいたAちゃん。

私が苦しみもがいているとき、ある人に言われたことを思い出した。

「パラレルワールドって知ってる?
異次元の世界に自分で選べるいくつかの道が存在していて、その中には順風満帆で幸せで平坦な道もあれば、苦難続きでデコボコな道もある。
好きな道を自分で選べるわけだけど、今、自分が置かれている状況はその中から自分で選んだものなんだって。」

デコボコ道を乗り越えられず自殺してしまう人もいるけれど、乗り越える努力をしなかっただけなのだと思う。
乗り越えられない道を自分で選ぶ人なんていないはずだから。

Aちゃんは自分で選んだ道に立ちはだかる苦難を乗り越えられる人だから、今があるのだ。

彼女と出会ったのも何かの縁、これも互いが選んだ道の途中で出会ったのかもしれない。
彼女なら必ず本当の幸せを掴めるはずだと思った。

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. 心の癖ってものが人それぞれあるのよね。
    こっちを選んでおけばいい方向に行くのにってわかってるのに
    心の癖が別の方向を選ばせる。
    敢えて自分で選んでしまったからしょうがない。
    苦しみは乗り越えて心のひだになっていくのを楽しむもの。
    でも、このお母さんは許せないわ。女であったとしても。(怒)

  2. 私は親より女として生きるっていう選択もアリだと思うんだよね。
    それよりもこのお母さんが、いくら好きな男でもそんな卑劣なことができる人間と一緒にいられる神経がわからない。 そうやって生きていく方法しか知らないような弱いヒトだったのかもね。 母親の顔を持つママが女として素敵な恋愛していい人と結婚すれば、それはそれで子供だって今まで通り形は変わっても幸せに生きていけることもあると思う。
    彼女と彼女の家族の幸せを祈るけど、男の子への性的虐待だって表面化しないだけでいたるところにあるってことは知って欲しいな。 そして、片親と幸せに暮らしていくのが可能なのと同じくらいに再婚してできた家庭にも幸せが生まれる可能性が無限にあるんだということに気づいて欲しい。

  3. *Rosaさん*
    私もずっとデコボコ道を選んでいたんですよね。
    だからなんとなくAちゃんの気持ちはわかる。
    心の癖なんですね。
    でもそれは成長していくための材料だと思います。
    辛い経験をしながら、他の幸せな人よりステキな人になってくれる、そう信じてます。
    現に今もすごく輝いて見えてたし。

  4. *ななさん*
    後で思い出したんだけど、彼女、お母さんのことをお母さんと呼ばずに名前を呼び捨てにしてるんだよね。
    お母さんってまだ45歳で、若いころに子供を持ったから仕方ないのかなとも思ったんだけど、今でも結構ひどかったりするからやっぱり年齢とかじゃなくって性格なのかなと。
    前にテレビで同じような状況で、小学生のときに家出をして、それから売春をしながら食いつないできた子を見たんだけど、そんな母親って少なくないみたい。
    男の子の性的虐待も日本でもたまに聞くよ。
    どちらにしても再婚した家庭全体の数からすると、そんな問題を抱えた家庭は微々たるものだろうけど、絶対にあってはならないことだし、テレビなんかでクローズアップされると再婚家庭の全体が何らかの問題を抱えているようにさえ見えてしまうこともある。
    常に何かにすがってしか生きられない弱い母親の保護施設でも作って欲しいわ。

  5. お久しぶりです,やっと仕事のめどもたって一息です。
    沖縄はいいですね、私も仕事で四月に行く予定です。ちょっと息抜きできるかな。
    Aちゃんみたいな話、ほんとによくあるんですね,聞くたびに心が痛みます。
    母と娘,同性であるがゆえの憎悪とそこに第三の男が入った時に起こる問題。
    戦国武将の時代からある問題ですね。
    これは誰が悪いとかではなく、どうやって防ぐかです。
    いよいよ、仕事を独立されるみたいですね。がんばって。

  6. ひさしぶりよ、Kaoちゃん。
    こういう話は、期待と裏切りがベースになってるんだよね。お母さんがこういう人だって言う諦めが彼女の中でできれば、ここまで引きずらなかったのかもしれない。ていうか、彼女はこれからもきっと自分と母親の関係を過去に流せないまま生きていく事になると思う。義父の性的虐待も許せない事だよ。でもね、それはもう済んでしまった事で、悲しいかな、彼女が自分なりに消化しないといけない事実となってしまってね、誰も周りから彼女のこの悲惨な過去を救い出して浄化してくれる人はいないんだよ。それができるのは唯一彼女本人。お母さんが言った一言も悲しいけれど、母親だからこうしなきゃいけないって言う期待は実は結構つかみ所の無いものなんじゃないかな。男の子の母なら再婚してもいいとか女の子の親なら危険を孕んでる、なんていうのは大した話じゃない。

  7. Aさんは辛かったでしょうね。
    TVで私もこういった話を聞きますが、とてもショックです。
    私も女になれないんです。
    私の周りではどんどん再婚していくけど(出来ちゃった結婚で)、羨ましい~より、これから大変だろうなぁ~と客観的に思ってしまいます。
    実際、彼女達も不安をたくさん抱えていますし。
    子連れ再婚で、これから生まれてくる子供との接し方や、思春期の対応の仕方etc・・・。
    そんなことを乗り越えて素敵な家族を作っている再婚家庭もあるかもしれないけれど、やはりそれが一番の不安です。
    私の場合、元旦那と再婚を予定していますが、その理由の多くは、子供に対する愛情が100%偽りがないから!子供だけのために再婚を考えているわけでもなく、私もスゴク裏切られたり、傷つけられたりしたけれど、やっぱりまだスキなんだと思います・・・)

  8. 続き・・・
    口だけではなんとでも言えるけど、再婚して実際の生活をしてみて突然、父親になったら戸惑わないわけがない・・・。
    一生結婚した時の気持ちでいられる訳がないと・・・ひねくれた考えを持ってしまっています。

  9. 親も子もお互いをどれだけ他人として、個人として見れるかって言う事は大切な事だと思う。性的な虐待は無くても、他の面での影響だってある。でもそれは再婚相手とかじゃなくても学校の先生だったりもする。私は子供にいつも言っている。大人は子供が思っているほど賢くないぞ。間違いもするし、完璧じゃないぞ、って。自分を含めて先生も誰もかも大人って言うことでの免罪符をちらつかせられない。こうあるべきだ、っていうスタンスは自分がもって貫けば良い。それが例え親でもそれを強要したら自分の身を削るほどのストレスになる。子供のときはそれが反抗の材料に成ったりもするけれど、大人になったらそれは乗り越えるしかない。選択は自分の責任。間違いは繰り返さなければ良い。

  10. ひねててごめんよ、でも、彼女の話を読んでいて強い人だとは思えなかったんだよ。

  11. Aちゃんのストーリーは、色々と考えさせられる部分はあるね。
    周りの大人のした罪によって傷ついてしまった彼女の出す答えが、果たして正解かどうか、彼女が強くあるべきかの議論は実はあまり意味がないことなんだと私は思う。
    そしてkaoさんが今彼女と出逢ってしまったことには、やっぱなにか意味があるんだと思うよ。
    近い将来、異性との出逢いがあるのかな?
    それとも、このブログを読んだだれか、このメッセージが必要な人に伝える役目だったのかな?
    何だろうね…

  12. *kspawsさん*
    またまたお久しぶりです。
    お仕事、お忙しいようですね。
    もう一息といったところでしょうか。
    来月、沖縄に行くという人が数人・・・
    皆さん、もしかしたらどこかですれ違ったりするのかもしれませんね。
    昔からある問題というのはわかりますが、未然に防ぐことが一番必要なことだとはわかります。
    でもそれって一体どうすればいいんでしょうか?
    幼い彼女にそれが出来たんでしょうか?
    やはり母親の手助けが必要だったと思いますよ。
    何とも・・・悲しい出来事です。

  13. *conちゃん*
    私が彼女を強いと思ったのは、とりあえずそれを出会ったばかりの私にそんなに辛い過去を話してくれたこと、それと彼女自身が子供を産んだことだと思うんだよね。
    あぁいったことは大人でも辛いことなのに、子供のときだと当然のようにトラウマになっちゃうよね。
    普段は考えもしないことでも、雨の日に古傷が痛むように、心の片隅に根強く残っているものなんだと思う。
    私もね、実の父親がだらしない人で、中学生のころに殺されるのではないかというくらい恐ろしい思いを一度だけしたことがあって、それが今でも忘れられないでいたりするのよ。
    真夜中に裸足で母と窓から逃げ出したんだけど、つい最近までこのことは誰にも話すことはなかったな。
    数年前に亡くなったのだけど、正直言って今でもそのときのことも含めて許せていない自分がいたるする。
    <続く>

  14. <続き>
    親を親と思う前にひとりの人間として考えることはいいことだと思うんだけど、どんなに大人びた子供でも、所詮子供は子供。
    起きたことは仕方ないけど、結局母親はそのフォローさえもしてくれず嘘つき呼ばわりされて、どうやって立ち直ればいいのか、全く検討もつかないよ。
    私だったら生きていないか、両親を殺してしまっていたかもしれないって思った。
    トラウマを浄化するにも、彼女だけの力ではとにかく時間が必要だと思うのよね。
    まだ10年ほどしか経っていないんだもの。
    母親が改心して、そのときの自分の非を認めてくれたら別だけど、心の傷って本当に根深いものだと思うわ。
    <続く>

  15. <続き>
    どんなに強い人でも、弱点はあるんだよ。
    どんなに強くあろうと思っていても、それだけ深い心の傷を浄化することは難しいんだと思う。
    そんな中で苦しみもがきながら、彼女自身、時間をかけて10年先でも20年先でもいいから、いつか母親を許せる人になれるんじゃないかってそう思ったのよね。

  16. *pepe_mamaさん*
    >私の周りではどんどん再婚していくけど(出来ちゃった結婚で)、
    >羨ましい~より、これから大変だろうなぁ~と客観的に思ってしまいます。
    >そんなことを乗り越えて素敵な家族を作っている再婚家庭もあるかもしれないけれど、やはりそれが一番の不安です。
    私も同じなんだけど、これも一種のトラウマなんだろうね。
    周囲に再婚してうまくやってる人がいないわけでもないんだけど、それなりに苦労しているのを聞いたりすると、やっぱりね・・・なんて思ってしまう。
    私は努力とか苦労は極力したくない人間なので、色んなコトを考えると億劫になっちゃうのよね。
    もしかしたら、それでも一緒になりたいって人が出てくれば考え方も変わるのかもしれないけど。
    元のご主人と再婚する予定なのね~~。
    おめでとう!!
    子供にとっては得に嬉しいことだろうね。

  17. *banさん*
    >周りの大人のした罪によって傷ついてしまった彼女の出す答えが、果たして正解かどうか、
    >彼女が強くあるべきかの議論は実はあまり意味がないことなんだと私は思う。
    私も全く同感です。
    私にとって、そんな辛い経験をしてきた彼女自身の存在自体が強いものだと思ったのよね。
    うまく表現できないんだけど、そんな彼女と私がひょんなことから出会ってしまったことにも偶然ではない何かを感じたよ。
    彼女は沖縄の人ではないし、今回、沖縄にきたこと自体、彼女の意思ではなかったので、色んな条件が合致して彼女に出会い、そんな話を聞けたことは何らかの意味があるんだと思う。
    異性との出会い?
    う~~~ん・・・どうだろね?
    かっこいい人だったらいいな(←少しだけ期待してたりして・・・=^-^=うふっ♪)

  18. こんにちは。
    心が痛むお話しですね…
    虐待も相当ショックだったと思いますが、それを信じてもらえなかったこともっとショックだったと思います。
    昔、仲の良い男友達に襲われそうになった事があり(未遂です…ホッ)、それをある友達(だった)に話したら軽く笑って流されてしまった事があります。
    悩んで悩んで話したのに!!!というショックの方が大きかったです。
    結局体験した人じゃなきゃ本当の辛さはわからないんですよね…
    だからAさんが強いかどうかなんてわからないし、弱かったとしてもそれは当たり前のことで、でも今も過去を抱えながら生きているということだけで十分彼女の強さを感じてしまうのは私だけでしょうか?
    kaoさん…コメントはあまりしないけど…実は毎日こ~っそりのぞいてます(*≧m≦*)ヒヒ

  19. 言葉足らずでごめんなさい。
    もちろん防ぐのも助けるのも母親の仕事です。
    男の言いなりになって子供の虐待に加わる母親が
    いるのが許せんとです。
    自分の連れ子を男が虐待し殺すのを黙ってみてる母親が
    いるのが許せんとです。
    もちろん男も悪い。が、そんな男にくっつく女も悪い。
    また、書きすぎてたら消してください。

  20. パラレルワールドみたいな話は、何度となく聞いたことがあるよ。
    今の自分(情況)は、結局自分で作ったものなんだって。
    苦労するのも、シングルになるのも、自分が無意識の内に選んだ道をきたんだって。
    でも、小さな子どものうちはやっぱり違うと思う。
    子どもの苦労や悲しみは、親が絡んでくるもんね。
    再婚は相手次第だよ。
    いえば、自分次第。
    私の両親も再婚同士だけど、私が子どものうちは母は母だった。
    でも、私が成人してからは女になった気がする。

  21. *続き*
    『お父さん、キスが下手になってねぇ~。夜のほうもダメなのよ』
    とか話すしね(笑)
    良いか悪いか、子どもである私を子どもでなく一人前の女として母もみるようになったのだと思う。
    kaoさんと、そのAちゃんとの出会いは、やっぱり何らかの意味があるんだろうね。
    kaoさんにとってだけじゃなく、Aちゃんにとってkaoさんとの出会いも意味があるんだよ、きっと。
    そして、私たちの飛行機の中での偶然の再会にも何かの意味があるのだと思うわw

  22. *miuさん*
    こんばんは。
    コメントありがとうございます。
    いつもこっそり覗いてばかりじゃなくって、コメントも下さいね(*^.^*)
    >今も過去を抱えながら生きているということだけで十分彼女の強さを感じてしまう
    そうなんです。
    私も彼女のその存在自体に強さを感じたんですよね。
    何をどうすれば正しいとか正しくない、強い、弱いではなくて・・・。
    起きてしまった悲しい事実よりも、傷ついた子供をどうフォローするかが親の責任だと思うんですが、信じてもらえなかったことは本当に辛かったと思います。
    悲しいけど、こんな親、多いですよね。
    miuさんのお友達も、どんな気持ちで聞いてたんでしょうね。
    経験した本人でないとわからないことでも、それでも少なくとも心に大きな傷を負ったことはわかると思うんですが・・・

  23. *kspawsさん*
    そう、子供を守るどころか見殺しにする親が存在すること自体、おかしいですよね。
    自分のお腹を痛めて産んだ子供なのに、母性本能以前に、人間としての心が全くないように思います。
    男も悪い、女も悪い!
    マイナスとマイナスがくっついて、更にマイナスになっているんですよね。
    どちらかがプラスでないと悲劇です。
    書きすぎじゃないですよ。
    あまり気にしないで下さいね。

  24. *みっちゃん*
    お母さんと女同士の話ができるってすごいね~。
    いいことだ!
    羨ましいけど、私はちょっと照れくさいかな。
    子供の幸せは親次第だよね。
    そう思うと、私みたいなのが子供を産んじゃって・・・なんてちょっと申し訳ない気もするけど、逆に普通の家庭では味わえないことも経験できてるかもなんて思ってるよ。
    たまにはこんなアウトローな母親がいてもいいよね。
    Aちゃんとの出会いが今後、どんな風に発展していくか楽しみだわ。
    何らかの形で応援できたらいいなぁって思うし、私もハーフの子を持つ親として、聞きたいこともいっぱいあるし。
    やっぱり縁ってすごいよね。
    みっちゃんともさ、私があの時、トラバしなかったら会ってなかったのかなって思うけど、いや、それでもネット上のどこかで知り会ってるだろうなぁ。
    だって私たち、赤い糸で結ばれてるんだもの~(。-_-。)ノ☆・゜:*:゜∟□∨Ε

  25. 彼女の例も日本では氷山の水面下の大きな氷の一部
    だと思うな。統計なんてくそくらえだけど、実の家族に
    よるセクシュアル・アビューズ、親戚、ステップパパ+ブラetc.なんて
    実際は倍あると思うよ。
    要は本人がどのくらい消化できるか大切だろうけど、
    ケアする機関が少ないのも問題やと思うねん。
    程度の差はあっても、たぶん私の性格もこういうことに
    起因している部分があるような気がするわ。

  26. そうそう、パラレルワールドのことを書こうと思ったんだけどさ、先に書かれたわ、みちこさんに全く同じことを。全ては自分が起源なんだって。トラブルも人付き合いも。私も自分の人生がひっくり返ったここ数年、どうしてこうなったかというのを相手の事を考えずに全てを自分に向けてみたら、随分楽になった。Kaoちゃんの友達みたいに子供に起こった無慈悲な虐待とか、理由を考えると答えは見つからないけれど、大人になったときにそこで人生止められないという自覚の元で、自分の居場所というか、何らかの形での安住の場を見つけることって必要だと思う。トラウマってあるけれど、それはやっぱり乗り越えないとその先が見えなくなる。考えないようにするって言うのもある意味方法だけれど、もっと根底的な事を自分なりに対処して乗り越えないとって思うんだよ、単純に。

  27. 結局は助け合って人間は生活を人と分け合うけれど、自分ひとりでしか自分を変えられないっていうのも事実だと思う。どんなに酷い大人でも周りが望むように改心したり、なんて残念ながら行かないというある意味の諦めは大人になったら必要だ。虐待をした義父も、実の娘をかばう事の無かった母もいつか変わる事があってもそれは娘さんとか周りの家族がそうしたのではなく、本人の自覚が最初に来るからね。そう思うと、人間ってそう簡単には間違っているから、とか正しいから、っていう意見だけでは変わらないしね。人間の強さって言うのは自分を強いと奮い立たして頑張る事じゃないと思う。頑張れなくっても良いし、弱音吐いたって全然大丈夫だと、私は思う。自分で勝手に行き止まりや天井を作らなければ皆それなりに強い。自分の人生生きているだけでも強い。

  28. *バカサイさん*
    HNを変えているけどバレバレだわよ。
    本当に氷山の一角なんだろうね。
    実の親や兄弟でもそんなことしてる人がいるんだから、義理の親、兄弟となるとその何倍もの数の大バカがいるんだろう。
    未然に防ぐ方法はないのかもしれないね。
    そんな大バカと結婚して自分の子を守れない親に問題ありなのだから。
    ケアする機関は絶対に必要だけど、大抵の場合、恥ずかしいなどの理由から本人が表面化することを望まないかもしれない。
    そう思うと更に腹が立つ!!

  29. *conちゃん*
    私も色んな辛いことあったときは人のせいにしてたことばっかだったけど、結局はね、自分に一番原因があったんだと思うわ。
    相手のことをつべこべ言う資格はなかったんだよね。
    トラウマを浄化するには相手を認めること、許すことにあると思うんだけど、一番難しいことでもある。
    これは私にとっても大きな課題なんだよね。
    Aちゃんにとってもそうだけど、その「認める」「許す」きっかけに母親の謝罪が必要だと思うのよね。
    そんなきっかけでもないと、自分の中だけで許そうにも、神様じゃないんだから難しいことだし、時間がかかることだと思う。
    Aちゃんの場合は母親が相変わらずのようだから、ゆっくり時間をかけて自分の中で消化していくんだと思うわ。
    <続く>

  30. <続き>
    生きていくこと自体がすごいよね。
    色んなコトを乗り越えながら、やっぱり生きていくことが大事だってこと、それが命を与えられた私たちの使命なんだから。
    ボキャブラリーが貧困で、うまく説明できないんだけど、とりあえず生きていくしかないし、同じ人生なら過去を引きずらないで楽しく生きていくこと、これが一番だよね。

  31. Kaoさん、こんにちは~
    ちょっと忙しくてしてまして・・書き込まずに過ごそうかと思っていたのですが・・・(遅くて御免なさいね)
    沖縄旅行は心身共に素晴らしい経験、出会いに恵まれた素敵な旅だったようですね。(羨ましい限りだわ~)
    そしてこのページもまた、ブログを開設されている意味があるようにさえ思います。今朝の朝日新聞でもブログの効用なる記事を読みました。
    複数の人の意見が本音で交わされ、様々な角度で考える事ができる良い”場”を提供されている(Kaoさんの意見や文章力に感銘)ことに感謝ですね。

  32. <続き>
    私も”母親よりも女であった母”からの言葉や身体的に虐待に近いことの経験から、ずいぶん捻くれた時期もありました。離婚してから自分としっかり向き合ううちに母を赦そうと思い始めました。そして自分が落ち着いた生活ができるようになって初めて、母をも、恨む心を持っていた自分をも赦しずいぶん気持ちが楽になったものでした。
    恨みや怒りは、時にはかなりのエネルギーの元になるので必要な時期も確かにあると思います。でも赦したあとのほうがやはり心が楽になるのは確かなようですね。そこから家族や自分を愛せるし、他人をも愛せるようになるように思います。
    そんな事考えられるようになったのは恥ずかしいけれど(この歳だよ~)最近かもね(笑)
    この手の事件にはやはり”時薬”と”愛”が一番効きそうね。
    すこしでも早くAさんの心の平安が訪れますように!!

  33. *Aikoさん*
    お忙しそうですね~~。
    暖かくなってきたので、動きやすい季節でもありますね。
    旅行は最初は行きたくなかったんですけどね、行ってよかったです。
    風水的にも私たち親子にとって悪くない方角だったので、きっと私たちのために沖縄になったんだわ~なんて思ったりして・・・(最初は香港の予定だったんです)。
    ここでは皆さんが色んな意見を言って下さるので、勉強になりますね。
    同じ文章を読んでも感じ方が全く違ったりするし、それでいてつき詰めてみれば結局はみんな同じようなこと考えていたり。
    Aikoさんも辛い経験をなさったんですね。
    それを経て、現在のステキなAikoさんがいるんですね。
    赦すって漢字知りませんでした。
    許すとは意味合いが違ってるんですね。
    <続く>

  34. <続き>
    >恨みや怒りは、時にはかなりのエネルギーの元になるので必要な時期も確かにあると思います。
    確かにそうですね。
    得に若いうちはそうかもしれません。
    私は未だにそんなとこありますけど・・・。
    赦したあとの方が心が楽になるって、頭ではそうだろうなぁとは思っても、なかなかそこまでの境地には達することができないんですよね。
    「罪を憎んで人を憎まず」が出来ず、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」私ですから(笑)
    それには色んな経験と時間が必要だし、Aikoさんのおっしゃる通り、「愛」も必要です。
    親が子供を無条件に愛するような、そんな気持ちを他でも持てるような人になれたらいいなぁ・・・・って、私はなれませんけど。