昔から、私が好んで聴く音楽と言えば殆どが洋楽ばかり。
今はない雑誌「平凡」や「明星」に付いてくる「ヒット・ソング・ブック」を眺めるのが大好きだった。
初めて覚えた洋楽は、オリヴィア・ニュートンジョンの「カントリー・ロード」。
小学4年生ごろだったので、もちろん英語は全く読めないのだけど、カタカナでふってあるルビをたよりに英語っぽく(?)歌うのが楽しかった。
パット・マッグリーンがいた頃のベイ・シティ・ローラーズが大好きで、実は今でもその頃に集めたポスターを処分しきれずに持っていたりする。
裏面は殆どがピンクレディー…いや~時代を感じるわね。
途中、原田真二に浮気をし、中学に上がってからは、たけのこ族から芸能界入りした沖田浩之にハマリ、お決まりの「たのきんトリオ」にも夢中になった。
それでも行き着くところはやっぱり洋楽。
レコードなんて買うお金はなかったので、友人が録音してくれたアルバムのカセットを、磨り減るまで聴いて聴いて聴きまくった。
お陰で、80年代に活躍したアイドル的(?)アーティストたちの曲は今でもイントロを聴いただけでわかってしまうことが多い。
同じ頃、洋楽アーティストたちのプロモーション・ビデオ専門テレビ番組も放映されるようになった。
小林克也の「ベスト・ヒット・USA」に始まり、MTVなど。
福岡のローカル番組「ナイト・ジャック・フクオカ」は一番好きだったなぁ。
毎週土曜の夜、大好きなアーティストのPVをベータ方式のビデオに録画しては、こちらも磨り減るまで何度も観ていたっけ。
スタジオへ行ったことも2度ほど。
夜中の番組なので高校生は観覧できないのだけど、年齢をごまかし、少し大人っぽい格好(今考えるとそうでもないんだけど)をして観に行った。
アルバイトで稼いだお金は殆どコンサートやミュージック・ビデオに費やされ、今思い出しても、私の高校時代の思い出は洋楽なしでは語れないものである。
そんな私が大人になってからは、洋楽にと言うか、音楽自体に全く興味がなくなった。
新しいアーティストなんて、名前とタイトルと曲が一致しないほどに疎くなり、コンサートへ行くことも殆どなくなり、たまに買うCDと言えば昔好きだったアーティストのベストアルバムぐらい。
自宅に保管してある推定70枚~80枚のCDも少なくとも10年~20年ほど前のものが殆どで、ほぼ懐メロ化しているものばかりなのだけど、それでも新しいCDを買うことは滅多にない。
最近の曲は似たようなものばかりで、ジャカジャカうるさいものばかりでワケわからん!
後々まで聴き続けるものなんかないじゃ~ん!なんて思ってしまうのだけど…これって、どこかで聞いたセリフである。
私がラジカセで流していた曲に対して、うちの母がよく言っていたのと同じ。
「やっぱり演歌がいいね~」と言う母を横目に見ながら、これくらいの年の人は新しいものを受け入れる耳がないんだろうと思っていたけれど…
それがまさに今の私であーる。
立派に中年化しながら、懐メロを聞き続ける私であった。
シングルマザーのブログランキング
コメント
これってものすごくよく分かります(笑)
我が子達がちょうど音楽にハマり出す頃やから今時の音楽ばっかりが家の中で流れてるけど、自分で買ったCDなんてほとんど無いしあってもメジャーなものとはほど遠いものばっかり。
今時の曲も悪い訳では全然ないんやけど・・・これが歳のせいって事なんやろか(^-^;
ネットを始めた頃使っていたのがこのHNでblogを始めてからHNが2つになってしまってて・・・ひとつにしようと思いながら思いきれずあちこちで間違いながら書き込んでます。すみません(苦笑)
しっとーーーー、ベンシティローラーズ。
最近の曲は似たようなものばかりで、ジャカジャカうるさいものばかりでワケわからん!
ジャカジャカ→シャッカシャッカ
ピンチをチャンスに!
これについて一言コメントをお願い。
同じだよねん!
私も幼稚園でビートルズ、
本格的に洋楽は小学校5、6年ころの
「ビューティフル・サンデー」から始まって
オリビアの「カントリー・ロード」はしっかり覚えたもんね。
ベイシティローラーズは私はレスリー。
KISSにロッドに中学時代は洋楽にはまったけど、
たのきんトリオはマッチ。
原田真二も好きだったな~
高校からJazz、フュージョンに入ってったけど。
私も今時の音楽はわからない。
お嬢の影響でケツメくらい。
ポスターいまだに処分できないのはびょーきよ。
はじめまして。
いつも楽しく覗かせてもらってるにもかかわらず初めてコメントします。
BCR☆:: 懐かしい!!
私も大好きでしたが子供だった故コンサートには行かせて貰えず。。。
かなりの大人になって今は無き福岡ブルーノーツに来たレスリーを観に行きました!!
(思ったよりちっちゃかった。。。レスリー)
BCRからロゼッタストーンetc。。。
私は「たのきんトリオ」は俊ちゃん、その後はDISCO♪
マドンナがレギンスではなくスパッツはいてた頃(笑)
夜の中洲で踊ってました♪
楽しかったな~
私の洋楽デビューは遅いのよね。高校かな?カルチャークラブから始まりマドンナ、ティファニー、デビー ギブソン、ワム 。。。この間に、ニューミュジック(これも死後よね?)にも はまり、大学時代は、ベスト ヒット USA、小林 克也の英語の発音に憧れたわ。そのうち、ブラックミュージックにはまり、ラップは、コアすぎて、好きになれず、R&Bに狂喜してた。今は、日本もアメリカの音楽も音が がちゃがちゃしてて、うるさすぎ。CDを買おうと言う気にしてくれるアーティストに ここ数年会ってないな。
::鯨のシッポさん::
そうそう、CDなんてぱったりと買わなくなりました。
新しい音楽って、流れていても、耳に入ってこないんですよね。
これって年を取った証拠でしょうか・・・
かあちゃんも、鯨のシッポさんも、どちらもステキなHNですね~。
私のHNはほぼ自分の名前なので、芸がないな~。
ちょっと憧れます。
::kspawsさん::
>ピンチをチャンスに!
う~ん、これって解決したんでしょうか?
結局のところ、何だったんですか?
::Rosaさん::
コメント読んで、爆笑っす!
いや~時代を感じるわ~・・・と言うか、ほぼ同じ時代を生きてるって伝わってきて、嬉しいわん。
私の場合、レスリーは20歳を過ぎてから、好きになったんだよ(遅いっちゅーねん!)。
私も、もう少しBeが大きくなったら、今どきの曲がわかるようになるのかしらん。
ポスター、捨てられないのはビョーキだったのね・・・・
::ヴィヴィアンさん::
初めまして~!
コメントありがとうございます!
私も行きましたよ!
レスリーを観に、ブルーノートに!
しっかりアルバムのテープを買って、握手して、写真まで一緒に撮ってもらいました。
もしかしたら、会ってるかもですね~。
BCRからロゼッタストーンってことは・・・イアン・ミッチェル好きでしょうか?
ほぼ私と同年代とみました!
やっぱりマドンナが履いてたアレは、レギンスじゃなくて、スパッツですよね~^^
::まみぃさん::
あぁ、ここにも同年代が^^
小林克也の英語はかっこよかったですよね~。
私は憧れて彼の本を買ったんですが、彼が英語で仕事を始める以前は、海外なんて行ったことなかったらしいですよ。
FENの英語を真似しながら勉強してたら、あんな素晴らしい発音になったらしいです。
それにしても・・・
>今は、日本もアメリカの音楽も音が がちゃがちゃしてて、うるさすぎ。
こうなると、やっぱりオバチャンの域らしいです(友人談)。