乙一

友達から借りた文庫本。
タイトルが｢ＧＯＴＨ｣、著者が｢乙一｣（おついち）。
あまり興味をそそられなかったが、１７歳という若さでデビューした天才小説家であり（とは言っても今年で２９歳）、福岡県出身ということもあってちょっと読んでみようかという気になった。
友人との会話。

｢こんな子（著者）って、どんな風に育てられたんだろうね。私、そっちの方が興味あるわ。｣（別にＢｅを作家にしようと思ってるわけじゃないけど）。
｢フツーだと思うよ。ごく一般的で、特別なことやってないんじゃない？こういう才能って持って生まれたもんじゃないかなぁ。｣

う～ん、そうなのか。
やっぱり持って生まれた才能というのは大きいね。
でも、それを活かせる環境も必要だとは思うけど。
とりあえずＢｅには、ダンスや歌で頑張ってもらうことにしよう（本人が望めばの話だけど）。
｢ＧＯＴＨ｣に関しては、ホラー？サスペンス？という感じかな。
最後まで予想すらできない結末に、やられた！と思ってしまった。
しかし、結構なグロ系で…こんな発想をする作者の精神状態ってどんなだろう？と思ってしまった。
ちょっと前に、自分の母親を殺して、腕だか足だかを切り取り鉢に挿していた高校生を思い出した。
こんな、普通では考えられないようなことをやりたい願望を作品にしたのではないかと、勝手に想像してしまったのだけど…。
あまり若い人には読んで欲しくない気がしたけど…映画化が決まったらしい(￣▼￣|||)
でも、そんなグロ系ばかりではないんだって。
他のも読んでみようかなぁ～。

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