自信があるというのは、とってもいいことである。
でもその自信が、ただの過信で、誰の目から見ても実力が伴っていない場合は、見ている方が痛い。
私は割りと近い友人たちから見ると、いつも自信満々に見えるんじゃないかと思う。
しかし実際は正反対で、仕事で原稿を書くにしても写真を撮るにしても、要求されたレベルに達していないのではないかとヒヤヒヤすることが殆ど。
なので、頼まれた仕事は早めにザッとやって、こんな感じでいいのかを一度チェックしてもらってOKが出たら、それを再度掘り下げていくというやり方が多い。
たまに褒められでもすると、天にも昇るような気持ちになって、その後の仕事がスイスイとはかどるものである。
仕事人としては、アマチュアだな(実際に原稿書きも写真もアマチュアなので仕方ないと開き直っている)。
そんな私だからか、自信満々の人を見ると、ジックリと観察したくなる。
この自信はどこからくるものなのか、興味が湧いてくるのだ。
よっぽど仕事が出来る人なんだろうと思ったら、全くの自信過剰なだけだったりすると、途端に一緒に仕事をする気が失せてしまうのが私の悪いクセ。
大した努力もしていないのに、そこを突っ込まれると泣き出したり、他人のせいにしたり。
それなのに、なぜだか仕事ができる人のような発言ってどうよ?なんて、たちまち不信感を抱いてしまう(いかんな…こりゃ、ただの愚痴だわ…)
見て見ぬふりをすればいいことだけど、仕事で直接かかわるとそういうわけにもいかなくなる。
本人だけ『自分は仕事ができる人』と思っているので、できるだけその自信を失わないようにと気を遣う。
ハッキリ言ってやったらいいじゃん!と思う人もいるだろうだけど、世の中にはハッキリ言って気づく人と、そうでない人がいる。
後者の場合よほど痛い目に遭っても、自分には問題がないと、自分に対してだけとてもポジティヴだったりするので始末が悪い。
思った通りにコトが運ばなかったら、感情にまかせたお門違いなキツイお言葉を浴びせられることも多い。
極力、意味のない争いごとは避けたくて『ハイハイ』と聞いてるふりをして、右から左へ聞き流すということを繰り返すわけだけど、最近ではそれさえも疲れてきた。
あと2ヵ月半で仕事を辞めることになった私に、全ての事情を知っている友人が『これから辞めるまでが大変やね…』とぽつり。
後任をどうするかという話で、『仕事のできない人が入るぐらいなら自分が全部やる』と、今の仕事だけでもフーフー言っている自信過剰な人が豪語したらしい。
さすがに心配になって、こっそり『出来ないことは出来ないって、ちゃんと上司に言った方がいいよ』と言ってやろうと思ったが、友人からストップがかかった。
何を言っても一緒だから、あとは自分がいかに残りの2ヶ月半を平和に過ごせるかだけに集中しろと言う。
辞めた後で、悪く言われようが、できないことを私のせいにされようが、関係ないと。
立つ鳥、跡を濁さず。
自分はそう心がけていても、その思いも通じない相手=自信過剰な人。
あぁ、長い2ヵ月半になりそうだ。
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コメント
まあ、そんなもんでいいんじゃない。
退職するんだから、余計なことは言わんほうがいい。
いらぬせっかいにならんごとね。
::kspawsさん::
あと2ヵ月半・・・長すぎます~。
ほんと、結構ツライんです。
気にしなければいいんですけどね・・・直接かかわるので、そうもいかなくて・・・