アメリカで車の運転免許を取得…できるのか?

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留学してちょうど1カ月が経ったころ、学校で車の免許を取るクラスがあることを知った娘。

ホストマザーに免許を取りたいと伝えたところ、留学プログラムの申し込み時に「免許を取らない」という契約をしているので、改めて契約書を作りなおす必要があるとのことあった。

娘から連絡を受けて、エージェントに問い合わせると、留学前にサインした大量の契約書の中に、

留学先の高校に自動車教習クラスがある場合、母国の保護者、現地のホストファミリー、現地コーディネーターが了解した上で、そのクラスを受講することを了承する。

という項目があったらしく、私は「了承しない」にしていたので、それを書き換えれば可能とのこと。
すぐに契約書を書き換えてエージェントに送り、エージェントが現地機関に送ったが、そんなことをしている間にそのクラスが満員になって申し込めなかった。

それでも、免許を取ることは出来る。
調べてみると、アメリカで免許取得後、3カ月以上その国にいたことが証明できれば、帰国後に日本の免許に切り替えられるとのこと。
最近では日本で免許を取るのに30万円ほどかかるらしいので、これは絶対に取ってもらわねば!

そして娘の免許取得プロジェクトがスタート。

まず最初は筆記テスト。
これはそれほど難しくなかったようで、難なくクリアした。

その後は、免許を持っている人が隣に座っていれば路上で練習できるので、ホストファミリーの協力のもと練習していたようだったが、ある日、娘から電話がかかってきた。

運転の練習中に、危うく事故を起こしそうになり、同乗していたホストファザーに怖い思いをさせてしまったとか。

もう車には乗せられない。
今後は民間の教習所に通ってくれ。
そもそも日本で免許を取るのには高額な費用がかかるのだから、アメリカの教習所に通ってもはるかに安いからいいだろう…などと言われたらしい。

ベソをかきながら、その時の状況を細かく説明してくる娘を遮って言った。

「あんたの言ってることはわかるけど、ホストファミリーの気持ちもよくわかる。
保険もないのに、ぶつけられたりしたら大変やん。
私やったら絶対に車を使わせたくない。
お金がかかってもいいから教習所に通いなさい。」

その後、娘は教習所に申し込んで教習の予約をし、私が娘のIDで教習所のサイトにログインしてカードで支払った。

改めて、運転の練習を再開。

教習所とは言っても、日本のそれとは全く違っているようで、予約をした時間に教官が教習車で学校までやってきて、そこから運転スタート…という、なかなかのアメリカンスタイル。

何度かレッスンを受けたが、少々難しかったのか実技をクリアするところまで行かず、そうしているうちに雪が降り積もり、練習がストップしてしまった。

翌年の6月には帰国予定なので、遅くとも3月には免許が取れてないといけないのに。
時間を空けてしまうと、運転の感覚を忘れてしまうかもしれないし、そうすると更に時間もお金もかかってしまう。

私がそばにいたら力づくでも(?)練習させるんだけど、これは本人に任せるしかない…とこの頃には半分諦め気味だった。

いつもありがとうございます。
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