2001年に出版され、色々な意味で話題を集めた本「世界がもし100人の村だったら」。
ベストセラーになったこの本に関しては賛否両論あるのだけど、それでも尚、知らないよりは知っていた方がいいんじゃないかと思うことが多い。
フジテレビの特別番組「世界がもし100人の村だったら4」が今夜放送された。
私が見るのは今回で2度目なのだけど、もう、どうしようもないくらい涙が溢れてきた。
6歳のときに父親の虐待から逃れるために妹と家出、施設に保護されるが、そこでまた上級生から虐待され飛び出したウクライナのエイズキャリアの少年。
駅で物乞いをしながら、橋の下で寝る毎日。
気温はマイナス25度。
病気の両親を助けるために学校にも行くこともできず農園で働く兄弟。
カカオの実を毎日採り続けるが、それがチョコレートの原料になるなんてこと知らないばかりか、チョコなんて食べたことはもちろん、見たことも聞いたこともない。
9歳の兄は、せめて6歳の弟を学校に行かせたいが叶うはずもなく。
この兄弟は一生、カカオ農園で働くのだという。
8歳で親に捨てられ、13歳でひとりで出産した女の子。
ただただ幸せな家庭に憧れて、男にそそのかされ、2人目を身ごもったが、また騙された。
住む家も、仕事も、食べるものさえない。
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確かに、恵まれない人たちのことを知ったところで、今使ってるPCを売ってそのお金を寄付することなんて出来ないし、もしかすると、恵まれない人たちのことを知ることで、自分がいかに恵まれているのかを知り、安堵感を覚える人だっていると思う。
だけど、知らないよりは知っていた方がいいと私は思うのだけど…結局は何もできないんだけどね。
フジテレビのネライは一体何なんだろう?
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コメント
確かに悲しい物語でしょう。
でも、Kaoちゃん、私たちが生まれたときの
Japanもそうだったんですよ。
廃屋となった工場の中で5~6人の家族が
麦飯に醤油をかけて食ってたんです。
私も小2の頃から働いてました、もちろん
親の手伝いで。
ごめんなさい、今日は酔ってます。
こんなこと書いちゃいかんとよね。
*kspawsさん*
うちの母からも、当時の大変だったころのことを聞きますよ。
それを思うと、今の子供たちは本当に恵まれていますけど、その代わりに心が荒んでいってますよね。
ただ、当時はみんなが貧しかった。
世界がもし100人の村だったらが取り上げているのは、何不自由なく生活している私たちの何倍、何十倍もの人たちが、食べるものも着るものもなく、命の危険を感じながら生きているという事実があるんです。
私たちがたらふく食べて、テレビを見て大笑いしているそのときに、飢えで死んでいく子供がたくさんいるんです。
同じ地球上にいながら、そんな現実があるんですよね。
私も見た。
2児の母になった女の子のところで、綾戸智絵が『子育ては母親1人でするもんちゃうねん。みんなでせな・・・』って言ってたのがすごく心に残ったよ。
涙でちゃうけど、何もできないんだよね。
なんか、こうやってブラウン管を通して知ることが申し訳ないような気持ちになってしまったよ。
テレビに出てた子達は、どういうつもりでテレビに出てたんだろうなって、撮影してる人たちはどういう関わりをしたんだろうって考えちゃった。
それが運命だって言うんなら、人間ってなんなんだろうって思ってしまうね・・・。
フジテレビ・日本テレビとか27時間テレビ、24時間テレビなんかありますよね!あれ一本作るのに莫大な金が掛かります。
芸No-人集めてバカ騒ぎするより、同じお金で・・・
地道に目立たないところで、基金を集めて学校を未開発国に
作ったり、幼い元売春させられていた子供達の技能習熟施設作ったり方法はたくさん有ると思うんですが・・・・・
*みっちゃん*
私ったら、この番組の宣伝CM見ただけで涙ウルウルきちゃってさ。
自分自身、何で見てしまうのか、何で涙が出るのかはよくわからないんだけどね。
>それが運命だって言うんなら、人間ってなんなんだろうって思ってしまうね・・・。
そうだね。
神様はみんなに平等であるはずなんだけど、生まれた地域によって、既に平等でない将来が約束されてしまうんだよね。
世の中のものごとは全てにおいて意味があるんだろうけど、これってどんな意味なんだろうね。
*minorunさん*
そうですね。
その話、よく聞きますよね。
タレントもみんながボランティアで出てるわけじゃないんですよね。
ギャラが発生するし、テレビ局にももちろん利益があるわけで。
本当に恵まれない人たちのためと思うなら、1日だけ放送を全てストップして各地で募金活動などをやる24時間テレビなんてやって欲しいです。
有り得ませんけどね・・・