紳士淑女の国モナコのカジノでギャンブル

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正月にデューク更家モナコの自宅で正月を過ごす番組を見て、とても羨ましく思った。
モナコには一度だけ訪れたことがあるが、次に来るときは絶対に好きな人と来ようと硬く心に誓うくらい、一人旅の私にはもったいないくらいの素敵な場所であった。

貧乏旅行の途中で立ち寄ったモナコでの一番の目的はカジノだった。
私がブラックジャックにはまっていることは前に書いたが、ラスベガスよりも勝てる確立の高いカジノ(場所やカジノによって多少ルールが違ってくる)はヨーロッパにはないものの、他の国のカジノも経験してみたかったし、カウンティング(1や10がどれくらい出たのか特殊な方法で数え、次のカードを予測する)の練習をしたかったので、ユースホステルへチェックインしてすぐにカジノへ向かった。

モナコのカジノと言えばグラン・カジノが有名だが、行ってみると中でプレイするには入場料がいるらしいことがわかり、貧乏な私は中に入るのを諦めた。

そして、すぐ傍の入場無料のカジノ(カジノはこれが当たり前!)へ入り、ブラックジャックのテーブルへ。
3~4人ほどの男性ばかりがいる席の後ろで、流れを伺いながら、密かにカウンティングの練習をした。

当然のことながらディーラーはフランス語を話すので、カード合計数を言うときもフランス語であり、フランス語が全くわからない私は必死に各人のカードの合計を暗算しつつカウントもし、各人が次にどういうプレイをするのが最適か考えた。

そんなことを10分か20分ぐらい続けただろうか…急に金持ち風のおじさまが私に向かって英語で『あなたもやりなさい』と言い、誰も座っていないテーブルにチップを置いてくれた。

そんなことはラスベガスで2ヶ月間毎日のようにやっていた私でも初めてのことで躊躇したが、せっかくなのでやってみると、申し訳ないことにゲームの流れが悪かったのですぐに負けてしまった。
そしてすぐにまたチップを置いてくれ、また負ける…3回ほど負けが続き(このときのテーブル全員負けが続いていた)、おじさまは『ついてないね』という感じの表情で、別のテーブルに移ったのだが、私的には見ず知らずの外国人に何の下心もなく日本円にして3千円ぐらいのチップを惜しげもなく提供してくれた素敵なおじさまが、かなりかっこよく見えた。
豊かな国で出会ったおじさまは身も心も豊かだった。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

コメント

  1. ギャンブルを全くしない自分からすると、怖いような凄いようなカッコイイような・・・。
    麻雀やパチンコは学生時代でやめ、最近はタバコもやめてしまい・・・健全な人間になってしまいました。
    まぁ~子供がいると生活も落ち着いてしまうよね。
    去年は、生まれて初めて宝くじを買いました。
    結果は、連10+バラ10で・・・\3600だったかな?
    あとは、たまたま友人としたスクラッチでいきなり\1000が出たくらい。
    人に話すとまあまあじゃない?って感じ。
    ギャンブルって、やらんと何も始まらんしね。
    何か、久しぶりにTVゲームじゃない麻雀がしたくなった。

  2. ギャンブルとは言っても、私はブラックジャック以外はやらないからねー。
    日本では当然できないから、ヤフーゲームで我慢してますわ・・。
    宝くじ?最近買ってないなぁ。
    と言うのも、運勢のいい年しか買わないようにしてる。
    おととしは良かったんで、20枚買ったら、1万円が2枚と300円が2枚当たりました。
    ことしは、いい年みたいなので当てに行きますぞぉ!

  3. ■ モナコ特集 ■ ~入門~

    先日、F1について書いてから、
    ホントにMonacoに行きたくて仕方ないよ。。
    なので、今回はモナコ基礎知識について。

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