貧しくても…やっぱり子供は実の親がいい

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京都の民宿でアルバイトをしていたときに知り合ったマリー。
カリフォルニア在住、40代、独身、子供なし。
看護士の仕事を長期で休んでアジア各国をひとりで旅行していた。

日本を訪れる1ヶ月ほど前にインドを訪れた彼女は、物乞いをする貧しい子どもたちを見てショックを受けた。
服はボロボロ、全身が真っ黒に汚れ、観光客についてまわる子どもたち。
何かしてあげられないか…
ひとりの子にお金を少しあげてみた。
屈託のない笑顔が印象的だった。
何度かその子に会ううちに、子供たちの稼いだお金は全て親のところへ行くのだということがわかった。

ある日彼女は、その子どもをホテルの部屋に招き、真っ黒に汚れた体を洗い、その子に合う洋服を買い、食事を取らせた。
そして、アメリカへ来ないかと誘った。
考えに考えた末に決心して言ったらしいが、子どもは迷うことなく彼女の申し出を断り、また物乞い生活に戻っていった。

この話を聞いたとき、私がその子だったらついて行くかな…なんて思ったけど、今考えると納得できる。
どんな親でも、どんな生活環境でも、やっぱり子供は実の親がいい。
特に子供なら、損得なんて考えないからね…当たり前のことだけど。
貧しいから純粋なままでいられるのかな。
モノが溢れているから、おかしくなっちゃうのかな、先進国。
なんとなく、ふと思い出した話に色んなことを考えさせられた夜だった。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

コメント

  1. 考えさせられるお話ですよね。
    今の時代の子供って、ある意味かわいそうだなと思うことがあります。何でも、そろいすぎてるから・・・。
    私の母は離婚して、私を一人で育ててくれました。
    小さい頃は決して裕福ではなかったんだろうけど、貧しさを感じた事は不思議となかったなぁ・・・。
    父と暮らしていれば、生活は裕福だったかもしれないけど、心が貧しくなってたかも・・・。
    だから、私は母についていってよかったと、今でも思ってるし、とても感謝しています。
    やっぱり、自分を産んで育ててくれたお母さんは大好きです。当たり前ですね(汗)

  2. ::ましゃさん::
    そうなんですかー。
    私も中学から母に育てられましたよ。
    いまだにケンカばかりしてるけど、でもやっぱりお母さんの方がいいですよね!
    最近の子は何でも手に入るのが当たり前って感じで、買ってもらえないと駄々をこねて泣き喚いたりするのだけど、発展途上国の子供たちってそれどころじゃないんですよね。
    生きることに必死だから、親が必死さも伝わってくる。
    お腹を空かせることもなければ、モノがなくて困ることもない、それが当たり前になっているからヘンな方向に行っちゃうんでしょうね・・・・・。

  3. Kaoさんもですか?!
    奇遇ですねぇ(ちっとも、奇遇じゃないか・・・
    私と妹、立派に育ってみましたぁ
    最近、ほんと日本でも十分恐いですよね。
    変な事件多いし・・・。
    自分本位な人が多すぎるような気がします。

  4. 記事を読んで私も色々と想いを馳せてしまいました。
    「生きる」っていう基本の所に一生懸命になれないのが原因なんやろね・・・きっと。
    まだまだ色々考えてしまいそうです(笑)

  5. 昔、会社の旅行でバリに行ったとき、子供の物売りが多くて、社員の一人が5歳ぐらいの小さな女の子からミサンガ20個1000円で買ったら、わーっと他の子が集まってきて大混乱になった。
    オイラやめとけと言ったのに、かわいそうだからって買ったんだけど、他の子が自分も自分もって泣きながら追っかけてきて。
    貧しさは大変だけど楽しいこともある,同情はいらんのよね。
    1日一合の酒と布団があればよか。

  6. あれってね。お金をあげたらダメなんだよ。
    親に取られる場合はまだいい方で、
    そのあげた小銭を奪おうと、
    他の大人が殺したりする時もあるからね。
    沢山の人がいる中であげるときは、
    良かれと思ってでも注意しなくちゃ。
    飛行機の中で貰った飴をあげただけなのに
    すごく喜んでくれた時は、本当に涙が止まらなくなったよ。

  7. 私もtomokerockさんと同じで、
    お金をあげたのはまずかったと思いますね。
    だから、マリーさんが誘っても物乞い生活に
    戻って行ったのではないかと・・・。
    子供は損得なんて考えない、実の親がいい
    っていうのは分かりますが、
    物乞いによってお金や物がもらえるとわかってしまえば、
    なかなか、その生活から抜け出せないと思いますが・・・。
    あくまでも私個人の考えですけどね。

  8. ただいまっ!無事帰ってきましたよん(^^ゞ笑っ
    途中睡魔に襲われそうになったけど・・(^o^)ハハハ
    『朝ガミガミ、昼ガミガミ、夜ガミガミ』
    これってどうやらうちのバ~バんとこで、娘が聞いてきた事なんだけど。1日中怒ってる事を言ってるみたい・・(-。-;
    『こんなに怒られるうちより、めっちゃ優しくて何でも好きなもの買ってもらえるとこの方が○○ちゃんはいいっちゃない?』
    と限界に達した時に何度か言った事ありました。
    どんなに怒られても、それは嫌だ!と・・・
    それぞれ環境違うけど、やっぱり私がいい?らしいです。
    続く・・・

  9. お金や、物の大切さ・・
    ちょうど、今それを教えてる最中なんですが・・・
    難しいです・・・
    欲しがる物が万単位だったり(DSとか?)、食べたいけど結局そこまで食べたく残したりするアイスクリームや、食事も完食する事がなかったり。残しても平気だったり・・
    上手く伝えられてないので反省してます。。
    『明日は何も食べられないかも・・』という危機感は全くないような気がします。
    地域でさまざまだけど、いろんな面で私も考えられました。。

  10. ::ましゃさん::
    そうですね~ヘンな人多くて怖いですよね。
    老若男女問わず、誰が何をしてもおかしくない世の中ですよね。
    贅沢病だと思います。
    必死に生きなくても生活は出来るから・・・
    どうしたらいいんでしょうね。

  11. ::鯨のシッポさん::
    >「生きる」っていう基本の所に一生懸命になれないのが原因なんやろね・・・きっと。
    まさにその通りですね。
    先進国が全てそうではないと思いますが、少なくともアメリカや日本はちょっとおかしいです。

  12. ::kspawsさん::
    あれは、買ってはいけないんですよね。
    私もかわいそうになって買ってあげたいと思ったことはあるんですが、買ったからといって、彼らの暮らしを改善することはできないし。
    >1日一合の酒と布団があればよか。
    私はこれに、ご飯三膳ほど・・・お願いします。

  13. ::tomokerock::
    昔エジプトに行ったとき、どこへ行っても子供たちが「バクシーシ、バクシーシ(チップ)」って集ってくるんだよね。
    特に日本人は金持ちだって思ってるからか、日本語が少しできる子がいたりして・・・・・。
    飴玉はモチロン、安っぽいボールペンでもめちゃくちゃ喜ぶのでなんだか切なくなったよ。
    先進国の子は、どちらをもらっても喜ばないだろうにね。
    なんだかな~~・・・・・

  14. ::小さいインカムさん::
    う~~ん、どうでしょうね。
    お金を稼いでも、全て親に取られてしまうんじゃあ、それほど物乞いに執着を持っていたとは考えにくいと思いますが・・・。
    今は薄れつつある私たち日本人の親に対する気持ちというものが、彼らにとっては何よりも大切なことなんじゃないかと思います。
    今の日本は、自分のお腹を痛めて産んだ子でさえ、殺したりしますから・・・異常ですよね。

  15. ::ゆかぴょんさん::
    お帰り~~楽しかった?
    そりゃー眠かったろう・・・私にはまねできませんわ。
    そのガミガミ・・・ってやつ、ちょうど、今日のブログネタだわよ。
    う~~ん・・・これがね、なかなか治したくても治らないんだよね。
    でもさ、愛があるからガミガミするんだもんね(言い訳)。
    お金やモノの大切さを教えるのは難しいよね。
    だって私たちでさえ、本当にわかってるなら冷蔵庫の野菜を腐らせたりしないだろっ!って自分にツッコミ入れたりしてるから。
    と言いつつ、自分のことは棚に上げてガミガミ言ってるけどね・・・・って、やっぱガミガミは治らないわ・・・。