正しい日本語

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今朝のラジオで、正しい日本語を使える人が少ないという話を聞いた。
例えば、「役不足」という言葉。
もしも上司に、「あなたには役不足だけど、この仕事を引き受けてもらおう」と言われた場合、どんな風に受け止めるか。
国民の6割が、「あなたにはこの仕事をするだけの充分な能力がないけれど…」という意味だと思ってしまうらしい。
悲しいことに、この6割の中に私が入っている。゚(゚ノД`゚)゚。
実際は、「あなたにはこの仕事は簡単すぎるけれど…」という、つまり“あなた”の能力を高く評価している」というのが正解なんだそうだ。
お恥ずかしい…。

気づいていないだけで、こんな風に間違えて覚えてしまっている言葉って、もっとたくさんあると思う。
そんな私でも、これは違うだろ?と思うような誤りを耳にすることはよくある。
例えば、「とんでもない」という言葉。
これを目上の人に対して、丁寧に言ったつもりで「とんでもございません」と言う人がいる。
「とんでもない」の「ない」というのは「無い」の意味ではなく、「とんでもな・い」という形容詞なので「ございません」は繋がらない。
正しくは「とんでもないことです(or ございます)」らしいが、私は「とんでもない」で切るか、「とんでもないです」と答える(この“です”も微妙だけど)。
(あれ・・・これってずいぶん前にブログに書いたような気もするけど勘違い?)
書き言葉だって同じ。
そう言えば、「こんにちは」を「こんにちわ」と書く人も結構多い(うちの上司なんて何度指摘しても直そうとしない)。
Yahoo辞書によると、

《「今日はよいお天気です」などの後ろの部分が略されたもの》昼間、人に会ったり、他家を訪問した際などにいうあいさつの語。とある。

後ろの部分が略されたものとわかれば直しやすいけど、「こんにちわ」と入力して辞書で検索しても「こんにちは」が出てくるところから、間違って使っている人が多いというのがよくわかる。
今更、他人に聞くのも恥ずかしいし、長年正しいと信じて使ってしまってることを訂正してくれる親切な人なんていやーしないから、なかなか難しいコトではある。

このブログにしても、何かをしながら途切れ途切れで書いて読み直さないことも多いので、後で読み返してみると文の流れがめちゃくちゃだったり、誤字脱字のオンパレードであったり。
40年近くも日本語を使っているのにね~…いや~本当に恥ずかしい。

最近では、よっぽどデーブ・スペクターの方が難しい日本語を正しく使ってるみたい。
「大人になったら、子どものときにもっと勉強しとけばよかったって思うこといっぱいあるから!」なんて子どもに言うんだったら、今からでもお前もやれよって感じだわね。
いや~困ったもんだ。

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. 私が書く文章はひどいし、きちんと話すなんて事したら舌を咬みまくるんじゃないかと・・・・
    「綺麗な日本語」は身につけないといけないなと今更ながら本を選びにいったりするものの、なかなか本が選べなかったりします(苦笑)
    子供達の日本語もかなり厳しい状況。親子で頑張ります(笑)

  2. まずは家庭から。
    美しい日本語。
    TVで食い物番組ばっかりやってるようじゃだめかな。
    それとス●ップのジャリタレ★居君とかの言葉遣いをなんとかせんと。
     

  3. 上司に向かって「ご苦労様です」と言っている後輩がいます。
    違うだろう・・・と指摘しましたが、「お疲れ様です」と「ご苦労様」の違いがイマイチわからないようです。
    正しい日本語。
    使いこなせたらかっこいいだろうな・・・。

  4. まあ、いいんじゃない?
    言葉なんてさ、歴史的にどんどん変化してゆくものなんだし。
    別に日本語に限ったことでもないでしょう。
    実際50年前だって、100年前とは違うんだし、気にしない気にしない~

  5. NHKの教育番組で「ことばおじさん」っていうコーナーがあるんだけど、これみてると興味深いよ。
    現代語の使われ方と、本来の正しい日本語を比較したうえで、現代語を決して否定せず、古い世代に向かって新語を説明するみたいな構成になってます。

  6. 日本語って難しいですね。
    「申し訳ないです」というのも
    間違いですよね。
    よく耳にしますが。
    言葉は時代とともに変わって行く物だと行っても
    言葉遣い、気になります。
    後、人の口調とかも
    気になります。

  7. kaoさん、初めまして。ずいぶん前からお邪魔していましたが、やっぱりご挨拶したい!と思い、コメントします。
    外国に住んでいるのですが、私の子供たちもハーフなので、家族の日本語はほぼ私一人の肩にかかっています。日常会話は大丈夫でも、例えば官公庁で事務手続きするときの言葉遣いとかは、私自身、かなりおぼつかなくなってきているので、正直不安です。
    使う機会がないと、どんどん退化していく、言葉は生き物だなぁ、とつくづく思います。
    kaoさんとBEちゃんの幸せを祈っています!

  8. ::鯨のシッポさん::
    私もエラソーなこと書いてますけど、書き言葉以上に、話し言葉がメチャクチャです・・・
    子どもの手本にならなくちゃ、という気はあっても、長年のクセってなかなか抜けませんよね。
    悲しいことに、Beが殆ど私と同じ話し方で・・・ほんと、申し訳ないです。

  9. ::kspawsさん::
    食べ物番組、私好きです~ヾ(@^▽^@)ノわはは
    最近はあまりテレビを見てなくて、ラジオが多いんですが、ラジオのAJでも日本語知らない人多いですよ。
    一度、ひどい漢字の読み間違えがあって、黙っていられずに放送局へメールしたことあります。

  10. ::ななままさん::
    「ご苦労様」と「お疲れ様」も、使う相手を間違える人いますね~。
    私は若いとき関西に住んでいた頃に、目上の方に「お疲れ様です」と言ったところ、「そんなときはご苦労様って言うんですよ」と教えられ、関西と九州じゃあ使い方が逆なんだろうか・・・って真剣に悩んでしまったことがありました。
    今考えると、その人が間違えてたんですよね。
    ところ変われば言葉も変わりますが、これは方言でも何でもないので、やっぱり日本全国共通ですね。

  11. ::banさん::
    まっ、そういう考えもあるんだろうけどね、ただ、プライベートでは許せても、仕事では通用しないことも沢山あるので、できれば使い分けできるくらいの器用さぐらいは持ち合わせていたいな~って思うのよ。
    NHKのその番組みたいなやつを、民法でもばんばんやってくれるといいんだけどね~。

  12. ::ひめさん::
    そう、日本語は本当に難しいです。
    特に、他人の話し言葉で気になることって多いですよね。
    指摘するべきか、どうか・・・ついつい悩んでしまいますが、同僚とかだったら、じゃんじゃん突っ込んでいる私です。
    私も突っ込まれますけどね。

  13. ::belさん::
    初めまして~!
    コメント、ありがとうございます。
    海外にお住まいで、日本語を話すのがbelさんだけだったら大変でしょうね。
    でも、お住まいの国の言語がきちんとしていれば、日本語は日常会話程度で全く大丈夫なような気がしますが。
    でも、belさんのように考えることは大切ですね。
    またコメントお待ちしてます~。

  14. たしかに公の場で言葉を発する人は正しい言葉を使うように努力して欲しいですよね。
    でも、相手が間違えたときは、受け止めてあげるぐらいの器があったほうがいいと思います。
    受け入れるのではないですよ、受け止めるのです。
    いちいち訂正したり、イライラしたりすることは、建設的ではありません。
    なーんて偉そうなこと言ってる私は、そんな大人じゃありません。
    そうでありたいなーって思ってるだけです

  15. ::banさん::
    受け止めてあげられる広~い心があれば、こんなネタ書かないよ~ん。
    自分の間違えは棚に上げて(得意技♪)、他人のことはすっごく気になる性分で、年を取るにつれて、更に酷くなりつつあります。
    大人にならなきゃね~。