アメリカ留学の準備② エージェントとの打ち合わせで愕然とした日

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留学の手続きをしてくれるエージェントを決定して間もなく、担当者と娘の担任と私達親子の4人で軽い顔合わせがあった。あれから2年以上が経過しているので、話した内容はあまり覚えていないのだけど(ということは大したことは話していないということか)、最後の方で、ひとつ衝撃的な事実を知った。

それは、今回の留学が交換留学であるということと、このエージェントを使う場合のアメリカでの滞在はほぼボランティアのホームステイであるということで、我が家でも日本にやってくる留学生を受け入れる必要があるということだった。

私が高校生のとき、毎年アメリカやオーストラリアから留学生がやってきていたのだけど、その時の記憶からすると、留学生を受け入れるのは経済的に裕福な家庭というのがお決まりだった。
留学生たちのホームスティ先にお邪魔したことがあるわけではなかったけど、彼女たちと話しをする機会があったときにそう感じたことが何度かあって、その頃から留学生を受け入れる家庭=裕福という図式が頭の中にあった。

しかも、我が家は娘と2人きりの母子家庭。
その娘がアメリカに行ってしまったら、私と留学生の2人きりではないか。
これまた私の遠い昔のおぼろげな記憶+娘の学校の留学生の話を聞いた印象では、留学生を受け入れる家庭というのは、お父さんとお母さん、子供たちがいて、ワイワイガヤガヤ楽しい大家族…というイメージがあり、別に母子家庭を卑下するわけではないけれど、わざわざ日本までやってくる高校生がシングルマザーというか、娘はアメリカに行くわけだからシングルマザーと言うよりも、ただの成人女性と2人で生活って…ホームステイというよりは、まるでルームシェア。

一瞬のうちにそんなことが頭をぐるぐる巡ってしまい、そんな私の表情を見て慌てた担当者が言った。
「受け入れが可能であればお願いします」
その言葉を聞いて、ホッと胸をなでおろしたのは言うまでもない。

高校生留学マニュアル―交換留学の派遣と受入のすべて

 

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