子供は意外に残酷である「ガイジン」

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娘はアメリカ人とのハーフである。

アメリカ人というと白人を想像する人が多いが、彼女の父親はブラックであり、その血の濃さゆえ私に似ているところと言えば性格などルックス以外の部分だけで、あとは父親ゆずりの肌と容姿である。

そのせいか、保育園では違うクラスの子供たちもみんな娘のことを知っている。

スーパーなどで同じ保育園に通う子やその親らしき人たちに会うと、「Beちゃん!」と声をかけられ私は反射的に会釈したりするのだが、あとで娘に聞くと誰だかわからないということも多い。
あまり悪い気はしないが、みんなが娘の名前と顔を知っているのはルックスが日本人ではないからだと思う。

しかし、全員が好意的な見方をしているかと言えば、決してそうとは言い切れないようだ。

娘は英語が話せないのだが、よく英語の真似をして宇宙語のような言葉で喋り続けることがある。

ある日、彼女がいつものように宇宙語を喋っていたので、おかしくて
「あなた、何人(ナニジン)?」と笑いながら聞くと、娘は「ガイジン」と答えた。

4歳の子供が「外人」という単語を知っているとは思えず訊ねてみると、保育園の年長組の男の子が娘に「ガイジン」と言ったのだそうだ。

その子はきっと、親から「ガイジン」という言葉を教えてもらったのかもしれない。

悪気はないと思うが、「ガイジン」という言葉は差別的な意味を含んでいるので、近い将来、この言葉で娘が差別やいじめを経験するのではないかという不安がよぎった。

そう言えば、前にスーパーで買い物をしているときに、小学校低学年ぐらいの子供たちがもの珍しいものを見るようなそぶりで少しずつ娘に近寄ってきたことがあった。

娘はお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが遊んでくれると思ったのかニコニコしながら自分も近づいていくと、子供たちは全員、走って逃げて行った。

そして、そのまま買い物を続けていると、またさっきの子供たちが陳列棚に隠れてコソコソ話しながら娘に近寄ってくる。

すると娘もまた近づいて行き、また逃げられる。

娘にとっては何が起きたのかわからないようだったが、「ガイジン」に馴染みのない子供たちは近くで見てみたかったのだと思う。

このようなことは過去にも経験があったので驚きはしなかったが、やはりいい気はしない。

子供は親の言動をよく観察している。
悪意はなくとも人を傷つけるかもしれない大人たちのネガティブな言動を、子供たちはストレートに受け止める。

地域や人種や職業…同じ人間なのに、差別やいじめがなくならないのは、大人たちがくだらない固定観念を持ち続けることが原因なのだと思う。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

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