センター試験は申し込んでいたが、それでもまだ推薦で行けたら…と思っていた。
意外にも評点平均(内申点)が良かったのでほぼ100%入学できる指定校推薦をもらえる可能性があったが、公立大学のAO試験を申し込んだことで、自らその可能性を潰してしまった。
それで次は私立大学の公募推薦に応募。
面接や作文に加え、センター試験の国語と英語の点数が加味された。
1年近く日本語から遠ざかっていたので不安があったものの、その分は英語でカバーできるので、人並みの点数は取ることができたみたい。
お陰で無事に合格し、娘の人生最後の入試が終わった。
入学試験は、子供にとってはもちろん、親にとっても結構大きなイベントなのに、ハラハラドキドキするだけで実際のところ親がやれることって少ないのが現状で…。
でももしこのブログを読んでいる方で、今後、日本で高校・大学受験をする予定のお子さんをお持ちの方がいれば、ぜひお子さんにすすめてほしいのが英検の取得。
去年、ニュースによく取り上げられていた大学入学共通テストでの英語民間試験の活用は延期になってしまったけど、それでも英検等の資格を持っているだけで優遇される学校はかなり増えている。
大学では入学試験の点数が悪くても、例えば、英検準2級を持っていれば7割、2級だと8割、準1級なら9割から満点をもらえたりする(学校によって違う)。
民間試験はいろいろとあるけれど、英検を取り入れている学校がダントツで多く、年に3回受けられるし、試験料も他の資格に比べると格段に安く、しかも中学や高校での団体受験だとさらに安い。
たった一度の受験で運悪く体調が悪かったり、不得手な問題に当たってしまうかもしれない可能性を考えると、英検なんて何度でも受験できるのだから取得しない手はない。
そんなこともあって娘にも積極的に英検を受けさせてきた。
それでも、英語難しい~なんて思ってしまう子に知ってほしいのは、暗記とちょっとしたコツで絶対に受かるってこと。
3~4年前、友人の息子が高3の2学期が始まったころに突然連絡してきた。
10月の英検で絶対に2級を取りたいので教えて~とのこと。
受験の武器にするための英検なので、その1回で受かる必要があった。
しかし高校では勉強なんてそっちのけで部活しかやってこなかったので、試しに3級の模擬テストをやらせたところ、点数が半分も取れなかった。
本番まで5週間ほどしかなく、私は内心、無理かも…と思っていたのだけど、もう本人のやる気を信じるしかなかった。
単語の本(でる順パス単)を購入させ、絶対に1日90単語を覚えるように命令。
そして彼は素直に、とにかく暗記しまくった。
たまに私が単語本を見ながら問題を出すと、全く違う答えが返ってくることがあった。
単語本の同じページの1行下の単語の訳だったりして笑えたのだけど、単語がどのページのどの部分に書いてあるかまで覚えるくらいに必死に暗記した証拠だった。
英験に限らず、英語の試験は、とにかく単語と熟語さえ覚えればある程度の点数は取れる。
極端な話、文法がわかっていても単語がわからなければ点数は取れないが、文法がわからなくても単語さえわかれば点数は取れる。
単語本1冊覚えたところで、英作文の練習を始めた。
最初はめちゃくちゃな文しか書けなかったが、構成を意識したテンプレートに沿って書く癖をつけると、驚くほどにまともに見える文が書けるようになった(決してまともでななく、まともに見えるだけだけど)。
そして、たった5週間しかなかったのに、とにかく全力で勉強した結果、合格した。
本人はもちろん、私も、親も、先生も、学校の友だちもみんなぶったまげた。
そんなことがあってから、とにかく色んな人に英検をすすめるようになった。
(決して、英検の回し者ではない)
1日90単語の暗記は少々無謀だったけど、数が少なければ恐ろしく日数がかかってしまって、モチベーションが保てない。
単語本1冊の単語数を英検までの日数で割って、絶対に全部覚える!と決めて、1日のノルマ数を完璧になんて考えなくても、毎日繰り返しやっていれば平均してある程度の数は覚えられるようになる。
ここで大事なのが、とにかく毎日やること。
ちょっと前に話題になった映画のタイトルじゃないけど、「寝ても覚めても」単語漬けってくらいにやれば必ず結果がついてくる。
話がかなり脱線してしまったけど、私が言いたかったのは、とにかく早いうちに英検を取れ!ということ。
中学生は3級か準2級、高校生は準2級、2級、準1級を取ることで近い将来それが武器になる日がくるので、ぜひお子さんにすすめてほしい。
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