小学校の授業参観で頑張る姿を見せたい娘

最近の小学校って、やたらと参観日が多い。
6年生になって今日で2回目だけど、来月もまた参観日がある。
私が小学生のころは、年に1回か2回ぐらいだった気がするんだけど。

授業参観のときBeは必ず手を挙げて発表をする。
入学したてのときはどうだったかよく覚えていないが、たとえその授業が苦手な算数であっても、たとえ答えに自信がなくても、たとえ答えが間違えていても必ず発表するのは、授業の最初から来てちゃんと見てろよと言わんばかりの遠まわしのプレッシャーのようにも思える。

何年か前に、職場を出るのが遅くなって電車に乗り遅れ、授業の途中から教室に入ったことがある。
教室では、社会の授業か何かで5～6人ずつのグループに分かれて発表をしているが、どのグループにもBeが見当たらない。
もしかして、体調が悪くなって保健室で寝ているんだろうか…と少々心配になりながらも、先生に尋ねるわけにもいかず、授業が終わるまで待った。
そして終了のチャイムと共に、隣の教室から戻ってきたらしいBeと目が合った。
その日はクラスは関係なくグループが作られ、Beは別のクラスでの活動だったらしい。
見慣れない父兄がやたらと多かったのは、他のクラスの子どもたちが混ざっているからだと後で気づいた。
結局、Beの発表を見ることなく終わった訳だけど、その夜、Beが泣いた。
私が見ていなかったということだけで。
褒められるのはイヤだと言う割に、自分の頑張っている姿を見せたいBe。
なんだかよくわからないけど、でも、それ以降はできる限り早く行くようにしている。
そして今日は苦手な算数の授業だったけど、やっぱり今回も発表した。
答えが合っていて良かった。