何を言われても凹まない、レベルの高い人間になる

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娘がまだ赤ちゃんのころ、ベビーカーに乗せて地下鉄に乗った。

平日の昼間でそれほど乗客は多くなかったのだが、その乗客のひとり、昼間から酒を飲んだらしく顔を赤らめた中年男性が私たちのところへやって来て、私たち親子の顔を何度も見比べて大声で言った。

「このふたり、親子なのに肌の色が違~~~う!!」

乗客たちは一瞬私たちの方を見ただけで何の興味も示すことはなかった。
男性はそれが気にくわなかったのか、また私たちを指差して、

「ほら、見り~って!このふたり、色が違うって~!」

しつこく何度もそんなことを言ったのだが、誰も顔を上げる者はおらず、私は救われた気がした。

毎年近所で行われる大きなお祭りに行ったとき、夜店で娘にお面を買ってやろうか迷っていたら、その夜店のお兄さんが娘に興味を示してきた。

「かわいいねー。」

「ありがとうございます。」

「どこのハーフ?」

「日本とアメリカです。」

…とそこまではよくある会話だったのだけど、すると、そのお兄さんはニヤニヤしながら

「黒人としたんやねー…良かった?」などと、ここには書けないようなもっといやらしいことまで聞いてきた。

私は無視してその場を立ち去ったのだが、肌の色が違うだけで、そんなことを考える人がいるのだと思うと悲しくて仕方なかった。

こんなとき決まって無視をし続けているのだけど、腹が立って腹が立って、殴ってやりたいくらいの気持ちである。

しかし、そんなことに私が反応してしまったら相手の思うツボのような気もする。

いつか娘がひとりで出歩くようになったとき、こんなレベルの低い人間たちに傷つけられるかもしれないと思うと、奴らをこの世から抹殺したい気分だ。

残念なことに、ゴキブリ以下の奴らはゴキブリホイホイにも引っかからない。

やっぱり私たち親子がもっともっと強くなって、何を言われても凹まない、気にも留めることのないくらいのレベルの高い人間になることが一番なのかもしれない。

いつもありがとうございます。
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個性
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MotherLeaf*

コメント

  1. いるね~そんな人!私も友人とその彼氏と
    3人で歩いてた時に言われた事がある。
    私はまだ若かったせいもあって無視するどころか
    かえって煽ったよ(笑)
    「うわ~3人ですると~(博多弁)」と言われて
    「いいよ~(^^)何で?したこと無い?」って・・・
    まあ私と見るからにマッチョ外人な男二人やけん、
    向こうもそれ以上は言ってこなかったけど、
    真実はゲイ2人と私だったんだけどね(笑)
    ハーフて結構いそうな気もするけどねえ。
    佐世保とかに比べたら少ないけど・・・
    やっぱ微妙に田舎やけん、そんな人も多いんかねえ・・・
    でも悔しいねえ。
    そういえば幼少の頃「なにじん?」って
    知らない人に聞かれた記憶があります。
    あれから20数年経つけど、変わらないねえ

  2. そう言えば、tomokerockも濃かったね(笑)
    この手の奴らは、何年経ってもいなくならないと思うよ。
    ゴキブリがいなくならないように・・・
    でも確実に昔より減ってる気もするけどね。
    どうにかして、『ぎゃふん』と言わせる方法はないのかなぁ・・
    もうホントに腹が立つ!
    私だけだったら、tomokerockのように冗談で返すこともできるんやけど、子供が絡むと結構ムキになってしまって・・・
    でもきっと、そんな奴らは何かしら巡り巡って、バチがあたってると思うけどな。
    そう信じたいです。

  3. コメントありがとうございました(^○^)
    日本人の嫌な面・・・人と違うところを探す・・
    単一民族社会だから仕方ないのでしょうか・・
    個性をもってオンリーワンの存在で居たいですね(^^)
    モデルの仕事されてるのですか?
    すごい(@@)!
    また遊びにお越しください(^○^)♪