例え最初に考えていた予算にピッタリでも、更に値切らなければなんとなく損したような気がするのはケチな証拠なんだろうか。
その夜泊まることになったそのお宿でも、言葉が通じない中あれこれ交渉し少しだけ安くしてもらうことに成功。
重い荷物を置いて、周辺を散策することにした。
簡単な地図のみで、言葉が通じないんじゃあ、バスに乗ることさえ躊躇する。
何の観光情報もないままに町へ繰り出した私は、ひたすら歩いた。
ウロウロしているうちに、どこかで見たような建物を発見。
こっこっこれはもしや…ゴッドファーザー３で、ゴッドファーザー（アル・パチーノ）の娘役、ソフィア・コッポラ（フランシス・コッポラの実娘、ニコラス・ケイジのいとこ）が殺されたマッシモ劇場じゃない？
残念ながら門が閉まっていたため、中には入れなかったが、食い入るようにあの大階段を見つめながら、頭の中ではゴッドファーザーのテーマ曲♪が流れる。
それからまたウロウロウロウロ…
小さな路地を入ったところ、小さな商店街のようにお店がズラリ…どうも観光客相手と言うよりも、地元の人が利用しそうなお店ばかり。
このときのことは前にも書いたな…。
タイトな旅行計画を立てていたため、シシリーに滞在するのは１晩だけ。
明日はここを離れることになる。
ローマで散々な目に遭ったので、明日こそはそんなことがないようにと…その日のうちに駅へ行き、時刻表を確認。
今回は寝台車ではなく、普通列車に乗るのでチケットを購入する必要もない。
よし。大丈夫。時間に余裕を持って来れば何の問題もないはず。
そして翌日、発車時刻３０分前に駅に到着。
列車に乗り込んで、席もちゃ～んと確保した。
そして、時間通りに発車。
予定通りじゃ～ん。
上機嫌で列車の旅を楽しむ私だった。
それなのに…あぁ、それなのに…
乗り換えの駅に到着する十数分前…駅でも何でもないところで停車。
なんだろ？
待つこと５分…？…まだ発車しない。
１０分…まだ発車しない。
何？何？何が起きたんだか…
１５分後ぐらいにやっと発車したと思ったら、ものすごいノロノロ運転…
ちょっと不安…まさかね。
乗り換えの列車に間に合わないなんてことないよね。
いや、間に合わなかったとしても、日本だったら乗り換えの列車も一緒に遅れるもの。
行っちゃうわけないよね～。
…なんて思ったが、やっぱりここはイタリア。
やっとのことで目的の駅へ到着。
乗り換えの列車がいたはずのホームで、ひとり寂しく立ちすくむ私だった…
イタリアのバッカヤロ～～～！！！！！
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コメント
おーーーー、このシーンはイタリアで撮影してたのか。
引越しはいつ頃？？
バレーの発表会,無事すんでよかったねぇ。バレーのドレス姿、Ｋａｏさんは素敵だしｂｅちゃんはすごく可愛いし。ｂｅちゃんの喉の痛みはどうですか？うちの二人は、治るのにもう少し時間がかかりそう。
Ｋａｏさんのイタリアの旅日記、楽しいわ。私も若さゆえに乗り越えられた旅の珍道中、沢山 あります。娼婦に間違えられたり、ヤク中のおっさんに追いかけられたり。。。
ｂｅちゃん、髪の毛洗った後、何かつけて上げてますか？コッテリ系のローションを、うちの娘は つけてます。そうじゃないと、ぱさつくし、つけると ちょっと落ち着くみたい。よかったら、送ってあげるよ。
：：kspawsさん：：
そうなんですよ～。
同じ場所にいれたってことだけで感激です～。
引越しは今月下旬でーす！
：：まみぃさん：：
Ｂｅの喉はかなり落ち着いてきましたよ。
自分からすすんで薬をきっちり飲んでるから、それが効いたみたい。
でも一昨日から急に真冬みたいに寒くなったので、ぶり返さないか心配ですけど。
まみぃさんとこも時間かかってますねー。
かわいそうに・・・
海外を旅行してると、色んなハプニングがありますよね。
娼婦に間違えられたまみぃさん・・・一体どんな人なんだろうと、いろんな想像をしてますよ（笑）
Ｂｅの髪は何もつけてません。
見た目より、こしがなくて柔らかいので、整髪料をつけるのはお出掛けのときぐらいかな。
朝は爆発してますが・・・