先週木曜日に始まったマイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」。
今日、ついに観てきました。
いや~切ない。
もったいない。
オーディションに合格したときのバックダンサーたちのインタビューから始まり、私としたことが…開始数分後には涙を流してしまって、隣にいたBeが私を見て固まっておりました(^^;
殆どのダンサーたちが夢見るというマイケル・ジャクソンのバックダンサー。
「子供のころからの夢だった」
「オーディションを知ってオーストラリアから駆けつけた」
なんて涙まじりの笑顔を見ると切なくて切なくて。
そう言えば、マイケルが急死する前にそのオーディションの専用サイトで同じようなインタビューを見て、そこでもウルウルしてしまったということがあったので、やっと手に入れたはずの夢をリハーサルでしか果たせなかったというショックを思うとあまりにもかわいそうで。
あれほどの大物シンガーが、リハーサルでコンサートと同じようにしっかり歌うってそれほど多くないらしいんだけど、マイケルはどの曲も手を抜いてなくて、曲が終わるとついつい拍手をしそうになって、ハッと映画館だということを思い出し慌てて手を引っ込めるということが何度もあった。
マイケルはちょっとした間とか、余韻とかにもすごく細かいコダワリがあって、それを指示したりするときでも、やさしさは忘れずに、相手の気持ちを思いやるところが素晴らしい。
一曲、一曲がそれぞれものすごく手の込んだ演出とお金のかけ方で、これほどのコンサートをした人はいないと思う。
映画を観た人たちみんなが必ず口にすることは、
「リハーサルであれなら、実際のコンサートはもの凄いものだったに違いない」
私も心からそう思った。
2週間限定だったこの映画、開始から昨日までの4日間で全国興行収入6億4663万6400円、動員50万9251人の大ヒットとなったため、なんと2週間の延長が決まったそうな。
時間が許せばもう一度見に行こうかなぁ…。
今日のBeは、マイコーの衣装ではないけど、手持ちの服と帽子、バレエで使ってるレッグウォーマーで、「なんちゃってマイコー」になって映画館へ。
映画終了後、トイレに並んでいると後ろのおばちゃんが
「あら~あなた、マイケル・ジャクソンさんみたいでかっこいいわね~」
と声をかけて下さった(どうやらこちらの意図が通じたらしい♪)。
その後、廊下でウロウロしているとまた声を掛けられ…(たぶん同じおばちゃん)
「一緒に写真に写ってくれるかしら~?」とお願いされ、
「どうぞどうぞ」ってステージママ気分を味あわせてもらいました。
それともうひとつ、ビックリしたことが。
映画終了後にtomokerockたちとバッタリ。
同じ日に、同じ映画館で会うなんて、何かの嫌がらせ?…じゃなくて、赤い糸で結ばれているのよね~きっと。
そうそう、今日行った映画館は狭くて古いので、音響なんかも最新のところと比べると心細い感じだったのだけど、1ヶ月以上も前からあえてここでこの映画を観ることを決めていた。
福岡市天神にある「ソラリアシネマ」。
故 マイケル・ジャクソンさんは、1996年ワールドツアー福岡ドーム公演の際、お忍びで当劇場にて、『ジングル・オール・ザ・ウェイ』を鑑賞されました。
『THIS IS IT』の公演予定劇場は、マイケルさんが1996年にご入場になった劇場と同じシアター1。座席側にいたマイケルさんが、13年の時を経て、今度はスクリーンから、当劇場、そして、みなさんの前へ帰ってきます!
とホームページに書いてある。
あぁ、満足。
ありがとう、ソラリアシネマ。
ありがとう、マイケル。
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コメント
いやあ~ちっちゃなマイコーはいつもながらも納得の映画でした。
とてもかわいかったですなあ。
マイコーのファンと言うわけでは無いけど、すげえおもしろかったなあ。KAO姉ちゃんのウルウル
寂尊麻衣子って芸名にするか・・・\(^o^)/
私も昨日見てきました。同じくダンサーのインタビューで泣けてきました。
いまもずっと頭の中でいろんな音楽が流れています!
::barbee::
いやーほんと偶然だったよねー。
自分の目を疑ったよ。
あの映画はきっと、マイケル本人からすると、できれば世に出したくはないものだったろうね。
だって、マイコーのコンサートは計算され尽したものばかりで完璧やけんね~。
芸暦(?)が長い割に、ワールドツアーなんて3回ぐらいしかやってないし。
今度、我が家でマイコーを偲ぶ会なんてどうっすか?
::kspawsさん::
一瞬、瀬戸内寂聴さんかと思いましたわ。
なんかご利益のありそうな名前w
::manaPさん::
コメントありがとうございます~。
ダンサーたちの無念を思うと、胸が痛いですよね。
マイケルの死以来、私はずっとずっと彼の歌を聴き続けています。
聴いても聴いても、飽きないんですよね。
ありきたりですが、本当に惜しい人を亡くしたと思います。
世界中がやっと彼を認めた今、天国で喜んでくれてるといいんですが。
観てきたよ。
最初のダンサーのインタビューで既に涙。この映画のありがたかったことはリリースの時期にかかわらず、ドラマチックに彼の死を一言も語らなかったこと。徹底して彼の今回のコンサートのMakingに拘ってくれた事です。マイケルの優しさと同業のパフォーマーに対する心配りと、それからプロドゥーサーの才能と彼のマイケルに対する接し方に感服しました。素晴らしい。これはマイケルの映画であるけれど同時に裏方に回る彼をサポートしている人たちの素晴らしさを出している映画だったね。彼のこのショーを生で観たかったな。
。拍手もしないでじーっとしている観客のほうが私にしては不思議だったよ。観ながら体が動いてしまったのは私としては自然だったけどちょっと恥ずかしくなっちゃった。みんな静かなんだもん。
::conちゃん::
あ~やっぱりダンサーのインタビューで泣いていまった~?
私ぐらいかと思ってたけど、他にもそんな人が何人かいたので安心してたところよ^^
>ドラマチックに彼の死を一言も語らなかったこと。
そうそう、そうなのよね~。
映画の封切翌日に小倉智昭さんがテレビで言ってたのをきいて、観る前からこの映画の趣旨がなんとなくわかったような気がしたよ。
でもそのせいで、映画を観終わった後に、本当はマイコーはまだ生きていて、どこかに隠れているんじゃないかな~なんて思ってしまった。
今後の新たなマイコーの活躍を観れないことは悲しいけど、スターとしてのマイケル・ジャクソンはいなくなったけど、これからは誰からも批判されることなく、静かに暮らしていけるんじゃないかなぁなんて。
封切の日の夜のニュースで、上映後に客席から大きな拍手が湧いていたのを見てたので、きっとどこの映画館でも同じようになるんだと期待してたんだけどガッカリ。
今考えると私がその口火を切ってやればよかったなんて思うけど、やっぱ恥ずかしいなぁ。
Kaoちゃん、ひとつ聞き忘れておりました。Beちゃんのかぶっている帽子、どこで探したか教えてほしいのです。ひかるに探しているんだけれど子供の用のものがどこに売っているのか・・・。分かったら教えてくださーい。
::conちゃん::
ごめーん!
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帽子はヤフオクで買ったよ。
子ども用ではなく大人用だけど、小さなサイズのやつ。
「中折れハット」とかで検索すると出てくると思うよ~。
結構流行ってるもんね。
いいのが見つかるといいね!