先日のバレエコンサートが終わってから、以前よりもバレエ熱(?)が上昇中。
Beではなく私がだけど。
4歳8カ月から習わせ始めたバレエ。
その頃はこんなに続くとは思わなかった。
以前、中等科以上のお姉さんたちのコンサートを観たとき、同じ年の子どもたち4人の中でただひとり、あのお姉さんたちのように舞台でひとりで踊りたいと言ってから2年でBeの希望が叶った。
ほう…やればできるやん。
何をするにしてもなかなか長続きしない母にとって、コツコツと着実に前進していく娘の姿が眩しすぎて、現実が見えなくなることがある。
コンサートや発表会では、カーテンコールの最後にメインで踊っていた子のお母様たちが舞台で先生に花束を渡す。
もしかして…もしかすると、いつか私にもそんな日が来るのかもしれないと思うとワクワクしてきた。
「Beちゃん、あのさ、もしかすると、何年後かはわからんけど、いつかママもあんな風に先生に花束を渡す日が来るのかな♪」
すると、Beは真顔でこう言った。
「それは絶対ないし」
「えっ!?…じゃあさぁ…もしかすると、○ちゃんたちみたいに、プロのゲストダンサーにリフト(持ち上げてもらう)されたりする日が来るのかな♪」
「それも絶対ないし」
「じゃあさ、もしかすると、(バリエーションでも群舞でもなく)役がもらえて踊ったりする日がくるのかな♪」
「それも絶対ない」
ムカつくことに、全てが「絶対ない」と言う。
でも母親としてはひとつ前進するだけで、期待が大きく膨らんでしまうんだよね。
それを同じバレエのママに話すと、
「恐れ多くて、うちはそんなこと全然夢にも思ってないよ~」
とのお返事でビックリ。
うちよりバレエにお金かけてるのに…それが普通なのか。
どちらにしても、私なりにお金も時間も費やしているんだから、それくらいの夢を見させてもらってもバチは当たらないと思うんだけど、当の本人がそこまでの希望を持っていないのなら今以上の進歩はないんじゃないかと思えてきた今日この頃。
将来はプロ野球選手に!サッカー選手に!なんて言い合ってた子どもたちが成長し、現実がだんだん見えてくると同時に、親も子もそんなこと冗談でも言わなくなるのが当たり前。
それなのに私ときたら、今ごろ期待を胸いっぱいに膨らませた挙句、わが子に「そんなの有り得ん」とバッサリ切り捨てられ傷心中。
母は何を支えに頑張ればいいのかわからなくなってきた。
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コメント
はじめまして!
突然のコメント失礼します!
ブログ読ませていただいて
ハッとしました。
私、今年24になった女なのですが、今まで夢をあまり語ったことなかったのですが、正直保育園の時以外は夢はそこまでありませんでした。
今になっていろいろ考えてはいたものの、お母さんにもそういうたのしみがあったのか…と思うと申し訳なかったなと思います…
にしても娘さんすごいですね。
私も大人になってしまいましたが、負けないようがんばります!
また更新たのしみにお邪魔させていただきます!
やりたかったらママは応援するよ、くらいに軽くサポートしといたらいいっちゃない?
それにしてもこれだけ上手かったら親としてかなりエキサイティングやろうね!
びーちゃんは努力家やけど奥ゆかしいね、うちの息子は努力はせんけど負けず嫌い…..ははは….
::ここあさん::
初めまして。
コメントありがとうございます!
私なんてもっと酷かったですよ~。
夢なんてもちろんないし、ピアノを習っていたのですが、全く練習せず。
買ってもらったピアノは、オブジェ状態でした。
「やらされてる感」があったからか、結局5年足らずでやめてしまいましたが。
ここあさんの年齢でしたら、お母様の希望はおそらく、ただただ幸せになって欲しいということだけじゃないかな。
その幸せが結婚だったり、やりたい仕事だったり、イロイロあるでしょうけどね。
無理せず、毎日を楽しく過ごしてお母様に笑顔を見せることが、何よりの親孝行かもしれませんね。
::Hopeちゃん::
>やりたかったらママは応援するよ
そうよね~。
それは理想的なんやけど、何せ消耗品も入れるとこの1年だけでも20万円以上の出費なもので、経済的にも精神的にも、あまり余裕はないんだよね。
でも、これだけ長く続けたんだから、できる限り頑張ってくれたら、この苦労も報われるかなぁと思ってるんやけど。
奥ゆかしいんじゃないよ~。
小さなうちはHopeちゃんの息子ちゃんみたいに努力してないのに負けず嫌いやった!
でも大きくなるにつれて、現実がわかってくるからね。
ちょっと可哀想な気もするけど、年を重ねるにつれて、その機会も増えてくるんだよね。
それでも夢をあきらめない子が、最後は強いんだと思うわ。