アメリカ留学の準備⑥ 一日も早く準備すべきなのがワクチン接種

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先進国の中でも色んな面で一番きちんとした国…それが日本だと思っていた。
しかし実際は、少なくともワクチン接種に関しては最低レベルなんだそうだ。
それは日本が島国であるため、大陸続きの隣国から簡単に病気を持ち込まれるといった心配がないということも関係しているらしい。

アメリカ留学前に必ずやらなければならないワクチン接種。
これをクリアせずして、アメリカの学校からの入学許可は下りることはない。

アメリカの高校に留学するために必要なワクチン接種はこんなにあった。
・ポリオ 計4回
・三種混合 計2回
・麻疹、風疹 計2回
・おたふくかぜ 計1回
・A型肝炎 計3回
・B型肝炎 計3回
・水ぼうそう 計2回
・ツベルクリンテスト 計1回

既に接種済みのものもあったが、それでも渡航までの4カ月間でこれだけのワクチン接種を終えるのは簡単ではないということぐらい想像はついた。
ネットで病院を探すと、「渡航外来」とか「渡航ワクチン外来」「トラベルクリニック 」という文字が多く出てきた。
しかし自宅から通える大きめの病院のサイトを覗いてみると、どこも「渡航外来」は曜日や診療時間が決まっていて、そうすると娘も私も、それぞれ学校と仕事を休んで通わなければならない。
私の仕事は有休で何とかなるとしても、娘は中学からずっと無遅刻無欠席をキープしていたため、できることなら欠席はもちろん遅刻や早退でさえさせたくなかった。

そんなときに見つけたMクリニック。
自宅から車で約40分のところにあり、しかも土日も診療していた。
早速Mクリニックへ出向き、他の病院で接種した経緯と現在の状況を伝えると、翌日にはこんなメールが届いた。
「代理店とは本日連絡を取ってみます。
必要なワクチンは準備いたしますが、期間が短いので急がないとかなり厳しいです。
メーカーとも連絡を取ってうまく工夫します。
水疱瘡 Varicella にかかったとのことですが、何かの証拠になるようなものがあるでしょうか?
日付もご教示ください。
明後日には予定を提示できると思います。」
スーッと気持ちがラクになった。

それから月に一度、ワクチン接種に通った。
酷いときは両腕に2本ずつ、計4本のワクチンを打つこともあった。
痛がりの私だったら、気絶したかもしれない。
娘が痛みに強い子でよかった。
費用もそれなりにかかった。
合計で10万円以上だったように記憶している。

このクリニックのおかげで必要なワクチン接種を予定通りに済ますことができた。
本当に私たち親子にとっての救世主だった。
そして1年後、その救世主にふたたび助けてもらう日がくるとは、この時の私には知る由もなかった。

いつもありがとうございます。
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