アメリカ留学の準備⑤ ファミリードクターと健康診断

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エージェントに提出する書類の中に、ファミリードクターが記入する健康診断書とワクチン接種のチェックリストがあった。
ファミリードクター…日本語では「かかりつけ医」だけど、どんな症状であってもとりあえずファミリードクターを受診するアメリカと、日本のかかりつけでは意味が違いすぎる。
当然、うちにはファミリードクターなんていないので、風邪を引いたときなどに行ったことのある近所のY医院へ。
ヤブ医者だけど、治療じゃないので大丈夫だろうと軽く考えていた。

日本の医者は誰でも英語での読み書きぐらいはできるものだと思っていたが、そうではない残念な医者がいることをこの時初めて知った。
健康診断書とワクチン接種チェックリストを一晩預からせてくれとのことで預けたまでは良かった。
後日、健康診断を受けたあと私たち親子が呼ばれ、問診が始まった。

「視力はどれぐらい?裸眼と矯正どっちも教えて」
いやいやいや、それって検査もしていないのにおかしいだろっとは思ったが、まぁでも、さっさと終わらせたいので目をつぶることに。
娘が答えると、診断書に書き込もうとした手が止まり、スマホで検索をしたりソワソワし始めた。
「えーっと、裸眼と矯正、どっちを先に書いたらいいのかな…。普通は裸眼が先かな、普通はそうですよね、よし」
「それとワクチン接種ですが、母子手帳を見ると小さいときに受けてないものがありますね。これはあり得ませんね。なんで受けなかったんですか。本当にあり得ない」
確かに私の仕事の都合などでタイミングが合わないまま時間が経過し、最後まで受けられていないものがあった。 ごめんよ~娘。
しかし、それに関して何度もしつこく突いてくる。
過ぎたことをここでグダグダ言ったって、何も前に進まないじゃないか。
ワクチン接種に関しては、とりあえず在庫であるやつを打ってもらい帰ってきた。

家に帰ってから、書き込まれた診断書を見てみると、視力の裸眼と矯正を記入しているところが逆だった。
何のために用紙を一晩預かったのか、何をスマホで調べたのか、普通は裸眼が先~というのはあんたの基準だろーが。
不信感がつのりながらも、その後もワクチン接種を受ける必要があったためガマン、ガマン。

そして2カ月後、再びワクチン接種を受けに行くと前回と同じように、予防接種のリストを見ながら…これはある、これはない、これは間に合わないとかブツブツ言っている。
結局、この人に任せていたら留学までに全ての ワクチン接種が終わらない気がしてきた。

ネットで調べたところによると、 留学前のワクチン接種は、いつ、どのワクチンを打つかの計画を 最初に立てるのが大事らしい。
それなのにこのヤブ医者ときたら、4種混合を打つところで、在庫がなかったのか2種混合を打ったのだけど、後日別の病院で4種混合を打つことになったためムダだった。

帰り際に、リストを見ながら
「次回は〇か△を打ちましょうかね…◇はどうかな~…う~ん…とりあえずまた次回来てください。その時考えましょう」

結局この病院へ行ったのはこの日が最後となった。

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