続・シングルマザーの就職事情

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インターネットで職探しをしているとき、ハローワークのインターネットサービスがあることを知った。
希望の条件を入力すると、求人情報がずらっと出てくる。
会社名などの詳細までは無理だが、ある程度の情報は手に入るし、ハローワークへ行くと詳細も見ることができる。
私は、経理の補佐的な経験はあったものの、殆ど初心者に近かったが、最終的に実家近くの外資系機械メーカーでの経理職を選んだ。
商業高校を卒業したのに、持っていた資格殆ど使いものにならない程度の知識であったが、求人の資格は一応クリアしていた。
これでダメだったら就職は諦めて派遣の仕事をするつもりだった。

そして後日、社長と1対1で面接が行われた。
私はどちらかと言うと、なんでもないことを、ありったけの知恵を働かせて事実以上に表現するのが上手く、更にやる気を見せるのが得意な方だ(←ハッタリ以外の何ものでもない…)。
このときも、せっかく掴んだチャンスを絶対にモノにしてやるという意気込みを面接にぶつけてみた。
もちろん、ひとりで子供を育てていることもきちんと話した。
そして、面接が終わりに近づいたとき、「発音が聞きたいので、英語で質問をするので答えて下さい。」と言われ、一気に緊張が押し寄せてきた。
質問は、簡単なものだったが、全く予想していなかっただけにうまく受け答えができたのかは全く覚えていない。
ガックリ肩を落とし、帰りの車中で、「完全に不採用だ。」と、さっきもらったばかりの会社案内などには全く目を通さず、車の後部座席にぽーんと投げた。
経理職とは、私にとってあまりやりがいのない仕事ではあるが、一般事務よりも給料が良く、いくつになっても仕事ができる。
実際に、ハローワークでの求人の年齢層も幅が広いし、給与も違う。
シングルマザーにとっては、出張もなければ、余計な体力も消耗しないで済むという大きな利点もある。
もし、これを読んでいるあなたに簿記の知識が全く無いとしても、これから勉強して資格を取れば、いつか就職活動する際には必ず役に立つ日がくるだろう。

そして…3年前の今日、新しい職場での仕事が始まった。
なぜシングルママの私が他の応募者に勝ち抜いての採用となったのかはわからないが、本当にラッキーだったと思う。
外資系ということで、仕事に慣れるまでに半年以上かかり、かなりの苦労を強いられたが、就職したらこっちのもんだ。
現在では、あの社長をいじめることに快感を感じている。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

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