ある日の親子の会話。
私 「ママの英語の先生のところに、Beちゃんと同じぐらいの男の子がいるんだって。いつか会えたらいいね。」
Be 「ねぇ…なにいろ?」
私 「えっ?何色って…何が?」
Be 「その子のお顔の色。」
娘は4歳になってから、自分と他の子との容姿の違いがわかるようになってきていた。
「大きくなったら、ママみたいに白くなる?」
「お風呂でゴシゴシ洗ったら、白くなる?」
と聞かれ困ることも多い。
「ならないけど、Beちゃんのお顔の色はBeちゃんによく似合っていて、かわいいよ。」
などと答えるしかない。
自分で、「Beちゃんのお顔は英語の人の顔だからカッコイイ。」とか「Beちゃんの足、長いでしょ?」と言うので顔やスタイルは気に入っているようだが、肌の色と天然パーマが嫌なのらしい。
大好きなディズニープリンセスたちの殆どが白人であるのが理由のようだ。
これから大きくなるにつれて、肌の色のことで悩むことが多くなってくると思う。
そのことで差別されたり、いじめられたりすることも避けられないかもしれない。
でも、もしかすると黒人特有の体のラインやリズム感などが伸びてくれれば、そのコンプレックスをカバーできるかもしれない。
私がすべきことは、娘に自信を持たせること。
彼女自身がプラスの部分での他の子との違いを見出すことができれば、自分の肌の色も好きになってくれるのでは…と、今はまだ手探りの状態だけど、試行錯誤する毎日である。
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コメント
Kaoさん,こんにちは.
いつもKaoさんのblog楽しみにしています.
自分にも9ヶ月の娘がいます.
Kaoさんの日記で,いつも考えさせられてしまいます.
子供にとって,良いことってなんだろうなと.
今は,出来るだけ娘とふれあうことが一番と思ってます.
肌の色は,難しい問題ですよね.
昔,有吉佐和子著の『非色』を読んだことを思い出しました.
これからBeちゃんは,差別にあってしまうかもしれませんよね.
今日の日記を見て,これからBeちゃんが傷つくことが無ければいいなと思いました.
外見だけで人を判断するって間違ってますよね.
line100さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。
外国人が父親ということで、産む決心をするまでは本当に悩みました。
やっぱり、差別やイジメが横行してますからね。
だけど、日本人であってもイジメに遭う人もいれば、外国人でもイジメを経験しない人もいる。
それは、やっぱり本人次第だとは思うんですが・・。
産んだからには、私にも責任があるので、できる限りのことはしてあげたい・・そんな気持ちです。
『子供にとって良いこと』って、難しいですよね。
子供たちの犯罪が起こると、犯人は普通の家庭で育った、普通の子であることが多くて、
それを聞くたびに、自分の子育ての仕方を考えさせられます。
でも、なかなか答えは出ませんね。
line100さんのように、子供とできるだけふれあうことが一番なのかもしれません。
また遊びにきてください!
私もブラックの子供を妊娠してます。まだ妊娠初期だからどうするか迷ってますが…私も事情があって未婚のまま産むかもしれないのですが、差別や興味本位の目で見られれる事や生活の糧が気がかりです。私の地元は外国人も少ないからきっと辛い思いをするんじゃないかなとかたくさん考えてて、心も痛いです。だからシングルマザーの決心して立派に育てられてるのを本当尊敬します。シングルマザー=辛いという印象が抜けなくて心沈んでたので勇気づけられました。
::RuRuさん::
こんにちは!
コメントありがとうございます。
いま、まさに悩んでいらっしゃるんですね。
私の住んでいたところも外国人なんてほとんどいない地域でしたので、母から家を出ていくように言われ、そのようにしましたよ。
でも、案ずるより産むが易しです。
今から起きるかどうかわからないことを考えても仕方ないので、もし産むと決めたのでしたら、前向きに生きるしかありません。
産まない言い訳はいっぱいできますが、産むと決めたら言い訳はできませんよね。
前進あるのみです。
私は出産して12年が過ぎました。
あっという間でした。
今のところ、大きなトラブルもなく、普通に生活しています。
経済的には結構苦しいですが、何とかなっています。
前向きに生きていれば、その姿を認めてくれる人が必ずいますよ。
肩の力を抜いて、深呼吸して、起きるかどうかわからない将来よりも、目の前にあること、ひとつひとつを前向きにクリアしていってくださいね。
お互いに頑張りましょう♪