小学校受験を経験して思ったこと

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先日、Beのお受験に同行してきた。
学校の門の前には、高校とか大学の試験会場のように、どこかの塾の先生たち(?)が子ども達を出迎えながら励ましの言葉をかける。

うわっ…無意識にこそこそと門の横っちょから中へ。
試験中は親子別々なので何が行われているかは全く見れなかったのだけど、午前と午後、合わせて4時間強…
忘れ物をしては大変!と、朝からかなり緊張していたのに…待ち時間に読むための本だけ忘れてしまった。
何もしないで待つって…本当に大変。
もう1時間経ったかな?と時計を見ると、まだ20分ほどしか経っていない。
携帯も大っぴらには使えないので、ボーっと考え事。
でもそんなときって、意外に何も頭に浮かんでこないんだよね。
ほんと、辛かった。

そうそうお受験会場でボーっとしてるときに、「kaoさんじゃないですか!?」と声をかけられ振り返ると、妊娠前までよく通っていた居酒屋のオーナー。
そう言えば、お嬢さんがうちの子と同級生だったんだわ~。
いや~、ちょっと「よそ行き」の雰囲気で息苦しかったのだけど、知り合いに会ったことでちょっとホッとした。

お昼にはBeが戻ってきて、一緒にお弁当を食べた。
400組近い親子たちがいると、お弁当も色々だわね。
毛皮のお母様とお嬢ちゃん、ふたり揃って手にぶら下げていたのがコンビニ弁当&ペットボトルでちょっと笑えたな。
寿司折を持ってきてる方も…豪勢ね。
かと思えば、運動会のように、デザートまで大量に持ってきている方も。
面白いなぁ。
うちはというと、いつものフツーのお弁当。
受験に勝つ!でトンカツとか…入れてないし。
塾にさえ通わせなかったんだから、それくらいやれよ!って感じだよね。
あぁ、今になって反省。
まぁ、これもいい思い出か。

試験が終わってからのBeの感想は、「簡単やったよ。」「楽しかった~。」と余裕綽々。
うわぁ、もしかしたら受かっちゃう?
いや、待てよ。
約5倍近い競争率なので、奇跡でも起きない限り無理だよね。
とは言いつつも…

その夜、お風呂で

「Beちゃん、あの小学校行く?」なんて訊いてしまう。

「まだ、わからん!行けるかどうか、まだわからんちゃろ?」

「そうやけどさ~。もし受かったら…。」

「まだわからんって!」

と、どっちが大人だかわからない会話が繰り広げられた。
そして発表の日。

ドキドキドキドキしながら、会社を抜け出し、ダッシュで掲示板を見に行った。
なっ…ないΣ( ̄ロ ̄lll)

いや、なくて当たり前と言えば当たり前なんだけどさ。
今回の1次試験だけで3.5倍の競争率なんだから。
しかも殆どの子が塾通いをしているわけだし。

とは言っても、その後の情報では、今年から試験の方向性(?)みたいなものが変わってきていて、塾でやったプリントなんて殆ど出なかったらしい。

午後の運動(?)では、数人ずつのグループを作って、箱か何かを組み立ててロボットを作るというようなことだったらしいのだけど、こちらでは協調性とか性格的な面を見られたのかな。
やっぱりね、日ごろの躾なんだと思う。

ギリギリになってお受験の本なんて読んでみたんだけど、やっぱり一年以上も前から、美術館に行って芸術を見る目(?)を養ったり、塾に通ったりが当たり前の世界だものね。
一番ドキッとしたのが、言葉遣い。
子どもの話し方って、親にそっくりなんだよね。
そのへんもっと理解して、普段から気をつけるべきだったと、かな~り反省。

何せ、私たち親子は、美味しいものを食べると
「うま~~~~い!!」としか言わないし。
フツーに、勝手に作った造語も使う。

例えば、お風呂で体を洗う(こする←博多弁?)を、
「ビーちゃん、早く、ゴシりなさい。」とか、「ママ、ゴシッた?」なんてフツーの日本語として使ってるのがそもそもフツーじゃないわね。

あぁ、日ごろの躾や言葉遣いってほんと、大切。
今回は縁がなかったと思うしかないけど、半分残念、半分ホッ=3ってのが正直なところ。
ということで、実家の近辺に引越すことに決定。
Beは私の母校に入学することになりました。

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. 空白の後...合格!
    ってのを期待しましたが、残念!(笑)
    ご無沙汰してます!
    毎朝、kaoさんのブログを見て一日が始まってます。
    ここ数年!ははは!
    今日は夜中ですが。
    引越し大変ですね。
    二人とも元気なようで安心してます。
    応援してますよ。
    では!

  2. kaoさん、Beちゃん、お受験お疲れ様でした。
    そこの小学校、そんなに倍率高いんですかぁ。
    幼稚園から塾通いって大変だなぁ。でも先々の学校を考えれば、早いうちにいい所に入れてしまった方が、と皆考えるんでしょうね。
    Beちゃん、お母さんと同じ小学校に通うんですね。
    それもいいですね、親子二代同じ小学校^^。

  3. そっか、だめだったか。
    でも、実家のそばに行くのはいいね。
    親と同じと言うのは気楽でいいと思う。
    あそこは小中ともに今年から試験が変わったみたいね。

  4. 「うま~~~~い!!」 でOKや!

  5. へー、結局受験んしたんだね。
    やっぱ受かるには親の気合が大事なのかな。
    特別な幼稚園とか塾とかいれてもダメな場合も多いんだろうし。でも、いい経験しましたね~
    うちも受験体験させちゃおうかな(笑)
    まだまだ先の話だけど、案外あっという間なんだろうね。
    では、公立小で人気の高い、この界隈への引越しお待ちしています(笑)

  6. ::katzさん::
    こんにちは。
    誰かと思いましたよ。
    こちらこそ、ご無沙汰してます。
    残念ながら不合格でしたが、それはそれで良かったのかなぁとも思います。
    実家の近所に住むことで、安心感はありますからね。
    ずっと見て頂いているようで、私生活バレバレでちょっとお恥ずかしいですが、まぁ、飲み会のときのネタにでもしてください(社長にはバレない程度に・・・)。
    皆さんにもよろしくお伝え下さいませ~。

  7. ::ボンさん::
    ほんと、疲れました~(待ってただけですけど)。
    私も軽い気持ちで受験を選んだんですが、それほど人気のあるところとは思いませんでした。
    やっぱり今の時代、あまりよろしくない学校も少なくないわけで、子を持つ親の願いというのはみんな同じですね。
    まぁうちの場合、努力を全くと言っていいほどやっていませんが。
    私が行った小学校に友人の子が通ってるんですが、人数多くないし、いいよ~と言われたのがきっかけで行くことにしました。
    さ~て、どうなることやら~。

  8. ::kspawsさん::
    そう、試験の内容がかなり変わったみたいですー。
    なので塾通いをしていた人でとまどった子も多かったらしいです。
    受かってたらkspawsさんとご近所さんになれたかもしれなかったんですけどね^^
    残念でしたー。
    引越し先は実家、親戚、友達も近いので、やっぱり市内に住むよりは安心ですね。
    お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄り下さいませ(って、そんな機会ないでしょうけど)。

  9. ::いわやんさん::
    「うま~~~~い!!」でいいですか?
    了解です。
    これで、貫きたいと思います^^

  10. ::banさん::
    いい経験だったよ~。
    少なくとも、私にとってはね。
    やっぱり親の気合は必要だわよ。
    日常の生活で気をつけないといけないこといっぱいあるもの~。
    特にシングルマザーとなれば、全ての影響が母親からだもんね。
    banさんも、行く・行かないは別として、受けてみるといいよ。
    子どもの度胸付けにもなるかも(そんなの必要かどうかは別として)。
    泣いたらアウトなんだって~。
    引越しは、あなたの実家の町ですわ。
    たまにはお茶でも飲みに来てね~!!

  11. 実家付近の小学校なのね。
    うちの甥っ子は、手前の新しいほうだから、同じイベントに参加できないのが残念だけど、実家にいったらお茶でも酒でも飲みにいきますよ-
    うちの実家とか、姉にお迎えとか頼んじゃえばいいしね!
    タダバスも走ってたよね?
    なんか、楽しくなってきたよ。
    引っ越し完了したら、ぜひ呼んでください。
    というか、あの町あんがい物件高いんよね…

  12. 引越し

    引越し
    引越し(ひっこし)は、人が生活する場所や活動する場所を他の場所へ移すこと、またその作業のことである。「引っ越し」、「引越」とも書く。住居、あるいは企業・団体の事業所などの移動がこれにあたる。古くは「宿替」(やどがえ)とも…