有望な若者が続々と後任の面接にやってきた

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職場で、私の後任の人の面接が始まった。
今は若い人の就職難なのか、結構な応募者数。
毎日、色んな人がやってくる。
面接は事務所で行われるため、たまに聞こえてくる話に耳がダンボになってしまう。
文章やデザインなどのセンスも必要らしく(そうだったのか…)、求人にはそれなりのことが書いてあるからか、作品を持参する人までいたりする。

「いや~、うちにはもったいないね。ここまでレベルが高かったら、将来のためにデザイン事務所とかの方がいいですよ。」と、知り合いのデザイン系の会社へ電話(オイオイ…そりゃー失礼だろ)。

「うちじゃないな~、やりたいコトがうちじゃ~ない。若いんだから、自分の実力を生かすためにもっとチャレンジした方が…」

こんな感じで、大きなお世話のオンパレード。
面接で色んな話を聞いていたら、情がうつってしまうらしい。

昨日だったか、20代半ばのちょっとかわいい女の子がきた。

「それじゃー、でっかいことをやりたいんだ?」
「そうなんです!」
「世界一とは言わなくても、福岡一とかを目指してるの?」
「世界一ではないんですが、福岡一よりもっと…歴史に名前を残したいんです!!」
「そう、結構、野心家なんだね。」
「……………」と数秒間の沈黙のあとキョトンとした顔で彼女が言った。
「『野心家』ってなんですか?」
とまぁ、こんな感じで、プッっと吹き出しそうになることも。
いや~ほんと色んな人がいて面白い。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

コメント

  1. こんにちは。
    ご無沙汰しております、こちらへの書き込みありがとうございました^^
    抜群のキャラですね。
    野心家が分からない….
    なのに、福岡一よりも上の歴史に残る…
    その人、最高です、会ってみたいです。
    うち向きかも(笑)

  2. 才能ってどこにあるかわからんからねぇ、
    野村再生工場みたいに、他所の球団をお払い箱になった選手でも再生させるし。
    人の才能ってわからんね。

  3. 野心家・・・の所
    思わず、ふきだしてしまいました。
    おもしろそうな子ですね!

  4. ::ゆったり人さん::
    実は、この話の前にもうひとつありまして。
    同じ女の子なんですけどね。
    「フランクに話しをしよう」みたいなことを言われた彼女が
    「『フランク』ってなんですか?」と訊いたらしいです。
    サイコーに面白い!
    でも残念なことに、別の子が採用されそうです・・・

  5. ::kspawsさん::
    そうそう、私も一生食べていけるような何かの才能があればいいんですけどねぇ。
    誰か拾ってくれないですかね?

  6. ::ましゃさん::
    私もね、それを聞いた瞬間、自分の耳を疑いましたよw
    でも、わからないことを知ってるふりをしないで、きちんと訊けるというのがいいですよね^^