※シルクドソレイユファンの方、イモータルを実際に見て感動した方、今月大阪公演をご覧になる方は、かなり辛口の感想のため以下を読むのはお控えください。
昨日、待ちに待った「シルクドソレイユ マイケル・ジャクソン ザ・イモータル」に行ってきた。
チケットを買って2ヵ月半、本当に楽しみで楽しみで、シルクドソレイユがどんな風にマイケルを魅せてくれるのかとこの日をずっと心待ちにしていた私たち親子。
2枚で3万6千円も出したのだから、どんなに素晴らしいものが見られるのかと期待していたのだけど…残念ながら不完全燃焼に終わった。
まず、踊りが上手じゃない…そっくりさんの方がよっぽど上手じゃないかと思えるほど。
ゲストパフォーマーとして日本公演だけケント・モリでも入れると少しは違ったんじゃないかと思う。
衣装もぜんぜんイケてなかった。
マイケルの拘りが全然反映されていない。
それと、演出が更にそれの上を行くぐらいに残念な感じだった。
マイケルの動画に頼りすぎてる感もあるし、マイケルの曲を使えばいいってもんじゃーない。
盛り上がりがまったくなく…スリラーとかスムースクリミナルとかビリージーンとか、一番の見せ場であるべき代表作でもまったく盛り上がらないまま次の曲へ。
あっという間に終わった…というのも、次で盛り上がるんだろうか?いや、この次?なんて期待を膨らませていたのに、終始同じ調子で、全体的に起伏がなく平坦な感じのままで終わったから。
何が悪いのか?
イロイロと考えてみると、マイケルへのリスペクトとか愛情とかがないからこんなことになったんじゃないかという結論に。
せめて、This is it のケニー・オルテガ監督とか、マイケルのコレオグラファーとか元バックダンサーとか、実際にマイケルと仕事をしてきた人たちを起用するべきだったんじゃないかと思ったところで調べてみたら、あれれ?オルテガ以外の人たちは結構関わっている。
舞台監督には「デンジャラス・ワールド・ツアー」にダンサーとして帯同したジェイミー・キング。振付にはマイケルの「右腕」トラヴィス・ペインと、リッチ&トーン・タローガ兄弟。衣装デザイナーは、映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』でも印象的だった若きザルディ・ゴコ。さらにミュージカル・ディレクターは、ジャクソンズ時代からマイケルのレコーディングやライヴを支えたグレッグ・フィリンゲインズ。ドラマーにはこちらもジャクソンズ時代以来のジョナサン・モフェット。
ダンサーが舞台監督をしたから?
監督はオルテガにやって欲しかったなぁ。
曲をたくさん使うよりも、曲数は少なくても1曲1曲を大切に掘り下げて、マイケルの拘りみたいなものを表現して欲しかった。
ポールダンスのロシア人ゲストダンサーは良かったけど。
率直な感想としては、こんな内容だとわかっていれば、チケット代が半額でも行かなかった。
マイケルのDVDを買った方がはるかに感動できたと思う。(ほとんど持ってるけど)
不完全燃焼。
期待が大きかっただけに、かなりの虚無感。
これを読んで不快に思った方ごめんなさい。
あくまでも個人の感想です。
今日行った別の友人からも電話がかかってきて、
「シルクドソレイユのやつ…どう思った?」と恐る恐る聞いてきたので、率直な感想を言ったら、
「私もそう思った~なんか気持ちがどんよりと落ち込んで、チケットを手配してくれた20代の友達はそれなりに感動したみたいやったから私がおかしいのかな?って思ったけど。損した気分。なんか悲しくなった…」とのこと。
シルクドソレイユでもあの程度なのか…やっぱりマイケルは偉大なんだな…という結論に至って終了。
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コメント
シルクドソレイユってサーカスじゃないと???
ミュージシャン???
ミュージカル??
全くの同感です。私が友達と帰り道に語ったのとほぼ同じでした
私も、全くの同意見!
良かった!最高!との感想が多く、私だけがおかしいのか?と思っていました。
完全な不完全燃焼!です!
::kspawsさん::
ダンサーでもシンガーでもミュージシャンでもなく、サーカスです!
そもそも、そこに無理があったのかも…
::HIROKOさん::
やっぱりそうですか!
帰り道、逆の意味で興奮しながら「一体、どこの大先生ですか?」と言われそうなくらいにえらそーに語り合いました。
でもそれだけマイケルは素晴らしいエンターティナーであり、高いチケット代も、マイケル側に支払われたであろうロイヤリティが高かったからだと思いたいです。
::さめこさん::
そう!良かったという意見は多いようです…でも、今回のような悪い評価ってこういったところでは書きにくいものですので、もしかするともっといるかもしれませんね。
私もブログを書いたあとに、批判が殺到したらどうしようとドキドキしてましたのでww
私は、コンサートとか、舞台とか、ショーとか…今まで見てきた回数はそれほど多くはありませんが、ここまで心に響かなかったのは初めてです。
もうマイケルがやってきたようなステキなショーは誰にもできないんだと思うと、とっても悲しくなってしまいました…
同感です
私はアリーナから見たのですが
失礼ながらシルクのダンサー達はみんな小柄のため迫力に欠けました
This is it
続き
This is itを見てるからかもしれないですが、世界中から超一流のダンサーを
見た後では物足りなさしか感じませんでした
マイケルが実在していればシルクとのコラボも凄いものになったでしょうが、やはりマイケル不在では今後どんなマイケルのショーを見ても虚無感しか得られないでしょう
でも見て良かったのは確かです
もし見なかったら一生後悔してたでしょう
大阪公演、千秋楽見てきました。この、虚無感。まさに、半端。ホントに皆感動してる??一体どこに??私がおかしいの??全てを代弁して下さってます。エンタテインメントは、ここにはない。
::ポンポコさん::
確かに迫力はなかったですね。
マイケルのダンスを長年見ている人たちには、あのキレのない中途半端なダンスはあまりにも物足りなかったと思います。
マイケル自身、シルクの大ファンでしたが…もし彼が生きていたら、この程度のダンスでゴーサインを出さなかったと思います。
準備不足?妥協?あの程度で観客が満足するとでも思ったのだろうか…残念な気持ちでいっぱいです。
::emyjoさん::
ググってみると、感動している人も多いですよね。
首をかしげながらも色んな感想を読んではみましたが、なんとも納得しがたい内容で…でも人によって感動するポイントは違うのだから仕方ないのかなぁとも思います。
マイケルのレベルを期待したのが間違いだったのかもしれませんね。
僕も観に行きましたが、残念だったの感想に驚いています。
僕は心の底から感動して、エンディングでは泣きそうでした。ダンサーも一流で完璧だったと思います。
感じ方は人それぞれで不思議ですね。