女・金八?心に残る先生は今も精力的だった

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連休明けから毎日5時ごろ会社を出て家路についている。
6時過ぎには自宅へ帰り着き、晩御飯の準備。
こんな普通のことが、あまりにも心地よく、精神的にも体力的にもずいぶんラクになった。
以前は朝から晩御飯の準備をしてたんだけど、それがないだけでずいぶんと気分が違ってくるもので…1日を通してみれば、家事も会社にいる時間も変わらないんだけどね。

数ヶ月前に中学のプチ同窓会をやったんだけど、今日、担任だった井上先生から手紙と写真が届いた。
当時、現在の私ぐらいの年齢だった先生はもう70代半ば。
普通だと仕事をリタイアしての~んびりと暮らしているお年頃なのに、先生は今も精力的に活動している。
数年前にお寺の住職だったご主人を亡くされ、先生がそのお寺を引き継いでいるのには驚いた。
その上、地域の人々のためのボランティア活動や子どもたちのG・T(ゲストティーチャー)、老人ホームや障害者施設への訪問など、精力的に活動しているみたい。
性格的にじっとしていられないのと、人の役に立ちたいという思いが人一倍強いんだと思う。

当時、私たちのクラスは大変な問題児が多かったため、先生は家をあけることが多く、息子さんから「ボクとクラスのみんなとどっちが大事なん!?」と訊かれ、「そりゃーあんたが一番大事よ!でもあんたは一人でできるやろ?あの子たちはお母さんがやらんといかんことがあるったい!あの子たちも大事なんよ!」と言って聞かせたという話は、耳にタコができるくらい何度も聞いた話なんだけど手紙にも書いてあった。あはは。
まるで女・金八先生みたいな熱血なんだけど、そんな先生だから卒業して30年近く経った今も皆から慕われているんだと思う。

そう言えば数年前にBeの1つ下の学年で役員をしていた友人が、父兄たちに講演をしてくれる人を探しているというので井上先生を紹介したことがあった。
その時、先生が同伴してきた50代ぐらいの女性を私に紹介してきたのだけど、その方が初めて担任を受け持ったときの生徒というから驚いた。
卒業以来ずっと連絡を取っていて、この日は先生の話を聞くのを楽しみについて来たんだと言う。

私の学年だけでなく、先生を慕っている生徒たちっていっぱいいるんだなぁ。
最近いないよね、こんな先生。
あまりにも色んな制約が多かったり、モンスターペアレントがはびこったりしていたりと、先生も大変なんだろう。
でも成長期真っ盛りの子どもたちにとって、学校の先生から受ける影響というのはとても大きくて、私は幼稚園から小・中・高時代で、最も心に残っているのはやっぱり井上先生かな。
家庭科の先生だったので担任になる前も授業を受けていたんだけど、その時に聞いた話でさえ覚えてるし。
やっぱり先生って大事。

「立派な大人になったあなた達に言う事は何もありません。中学時代にうんと肥料をやっているから、伸び伸びと枝葉を伸ばして自分らしく生きてください。」
いえいえまだまだあなたから教わることはたくさんあるんだから、どうか見捨てないでください・・・と今度会ったときはお願いしてみようと思う。
子はいくつになっても子というけれど、生徒もいくつになっても生徒なのよと。

いつもありがとうございます。
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