テレビ番組は殆どリアルタイムで観ることはなく、レコーダーに録画している。
録画するといつでも観ることができるので安心し、連ドラなどは1話も観ていないものもあったりする。
レコーダーの容量(1テラ)が残り少なくなると、慌てて観ては消してを繰り返す。
そんな感じで録画した番組を観ているとき、
「あっあんなに密集して、接近して…怖い…」
なんて思うことが増えた。
ほんの何ヵ月か前までは当たり前だったことが、まるで遠い昔のことのように思えてしまう。
そして、そんな当たり前だったことが、もう戻ってこないんじゃないかと思うと少し悲しくなる。
ただでさえ私の子供時代と比べると、人間関係が希薄に感じられる時代なのに、人と会うときは社会的距離を保ち、大人数で集うこともできなくなり、家で過ごす時間が増えて、それが今当たり前になった。
BC(ビフォーコロナ)とAC(アフターコロナ)で完全に時代が変わってしまった。
我ながらうまいこと考えたなーと思いながらググってみたら、私より前に同じことを考えてる人がいた。
アメリカのニューヨークタイムズのコラムニスト、トーマス・フリードマンさんの記事が話題になっています。世界は「BC」と「AC」で完全に変化したと指摘しています。これまで「BC」と言えば世界史の教科書に出てくる「紀元前」を意味していましたが、フリードマンさんの言う「BC」「AC」とは「Before Corona(コロナ以前)」と「After Corona(コロナ後)」を意味しています。
そして想像さえできなかった未知の感染症がもたらした社会の変化は大きく、今後ウイルスの脅威が去ったとしても世界が完全に元通りに戻ることはないと予測しています。
KBS WORLD RADIO『B.C.とA.C.で変わる世の中』より
少し前に話題になった、アメリカのシルビア・ブラウンという超能力者が2008年に出版した著書によると…
2020年かその前後の年に、深刻な肺炎のような症状を引き起こす病気が世界中に広まるだろう。このウイルスは人の肺や気管支を侵し、既存の治療法では治癒できないだろう。この病気そのものよりも不可解なことがあるとしたら、それはウイルスが突然出現し、それと同じくらい突然消滅することである。それから10年後に同じウイルスが復活し、その後、完全に消滅するであろう。
これはまさに新型コロナウイルスの発生を予言しているようだけど、それが突然消滅する…ということは、また以前のような生活が戻ってくるかもしれない…と期待してしまう反面、完全に元の生活に戻るのは少し難しいかもしれないとも思える。
万が一を考えて、異常なほどに手を洗い、常にマスクを着け、飛び散る唾液などが気になって親しい人を除く人たちとの食事もできなくなり…あぁ、やっぱり元には戻れない。
もしかすると、仕事や学校、飲み会も完全にリモートのみになり、実際に会ったこともない人同士の『リモート婚』なんてものが出てくるかもしれない。
やがて「BCの時代が一番楽しかったね」
なんてことにならないよう祈るのみである。
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