観た?『アイ・アム・サム』

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昨夜、金曜ロードショーにて『アイ・アム・サム』を観賞、久々に号泣してしまった。
主演のショーン・ペンはマドンナと夫婦だった頃の悪評が嘘のような純粋無垢な知的障害者の役にハマっていたし、弁護士役のミッシェル・ファイファーは1982年の映画『グリース2』で初めて観たときは何とも薄っぺらい女優だなぁという印象だったのだが今ではすっかり存在感たっぷりの大女優になっている。
また、子役のダコタ・ファニングのかわいいこと・・・。
1994年生まれの彼女はこの映画でトップ子役スターの地位を築き、なんとトム・クルーズ主演の最新映画『宇宙戦争』にも出演している。
その最新作を観る前に、『アイ・アム・サム』での、つい目を細めたくなるような演技を是非ご覧頂きたい。

*ストーリー*
歳児程度の知能しかもっていないサム(ショーン・ペン)は、娘ルーシー(ダコタ・ファニング)とささやかな生活を続けていたが、彼に養育能力がないと判断したソーシャル・ワーカーがふたりを引き離してしまう。サムはやり手の弁護士リタ(ミシェル・ファイファー)を頼り、裁判でルーシーを取り戻そうとするが・・・・・
ショーン・ペンをはじめとするキャストの優れた演技とそれらのアンサンブル、アップのモンタージュを巧みに重ねながら、それぞれの人間の感情をドラマとともに盛り上げていくジェシー・ネルソン監督の繊細な演出などにより、障害者を主人公にした感動の映画というよりも、現代社会に失われた大切な想いを持ち得る男によって周囲の者たちが影響され、癒されていくという、さわやかで後味のよい「愛の映画」に仕上がっているのがいい。ビートルズに敬意を表した設定の数々も素晴らしい効果を生んでいる。amazonより抜粋

ストーリー自体、単純なものではあったが、これらのベテラン俳優たちのスバラシイ演技と同じくらい存在感があったのがバックに流れる音楽であった。
全てビートルズのカバー曲だが、ミュージシャンやアレンジが違うだけで初めて聞いたようで且つ懐かしいような、なんとも言えないやさしい雰囲気が個々のシーンと調和して涙を誘った。
例えて言うなら、ダスティン・ホフマン主演の映画『卒業』のBGMで使われたサイモン・アンド・ガーファンクルの曲のような感じかな。
余談になるが、このサントラの『Two of Us』という曲は、主演のショーン・ペンの兄夫婦デュオ(エイミー・マンとマイケル・ペン)が歌っているらしい。
なんとも心が温かくなる映画だった。
観てない方は、ぜひぜひ↓

I am Sam : アイ・アム・サム
サントラも↓

アイ・アム・サム

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. アイ・アム・サム

    タイトル: アイ・アム・サム
    製作総指揮: クレア・ラドニック・ポルスタイン/マイケル・デ・ルーカ/デヴィッド・スコット・ルビン
    製作・監督・脚本: ジェシー・ネルソン
    製作: エドワード・ズウィック/マーシャル・ハースコヴィッツ/リチャード・ソロモン
    共同脚

  2. 『アイ・アム・サム』は自分も好きな映画です!感動しました^^
    ダスティン・ホフマンも好きな俳優の一人なので出演してる映画は殆ど見ましたよ^^
    アイ・アム・サム、レインマン、クレイマー・クレイマーはその中でもとくに好きな映画です!
    子供ができて子供絡みの映画を観てて最近思うんですけど涙もろくなったなと・・・汗

  3. kenshinさん、こんばんは!
    切ないですよね。この映画。
    私も、レインマンやクレイマー・クレイマー大好きです。
    特にkenshinさんは、クレイマーの方は泣けるでしょうね。
    私も、ベッド・ミドラーの『ステラ』(観ました?)は号泣です。
    ついつい、自分を重ね合わせてしまいますよね。
    >子供ができて子供絡みの映画を観てて最近思うんですけど涙もろくなったなと・・
    そうそう。私もです。
    涙もろくなったのは、色んな経験をしてきたから、人の痛みが少しだけわかるようになったからですかね?
    年をとった証拠ですよ。
    早くいらっしゃ~い・・三十路の世界へ。