ひな祭の夕食はフィラデルフィア・ロール

一般家庭のひな祭りのメニューって、どんなだろう…。
去年は『すし太郎』で手抜きちらしをしたのだけど、毎年同じではつまらない。
平日なのでそれほど手の込んだものは出来ないものの、昔よく海外で食べた『カリフォルニア・ロール』が食べたくなった。
アボカドとかカニかまが入った、海外のすし屋に行くと必ずあるメニューのひとつである。

そう言えば、『ニューヨーク・ロール』っていうのもあった。
カリカリに焼いたサーモンの皮を巻いたものだが、これが結構美味しくてやみつきになる味だ。
でもサーモンの皮を美味しく焼くのは少々コツがいりそうだし、第一、美味しい皮の見分け方がわからない。

他に何かないかなぁ…と検索してみると、あったあった！
『フィラデルフィア・ロール』（←やたらと海外の寿司に拘った）
スモークサーモンと、クリームチーズの組み合わせがなかなか粋で、これなら私にも出来るかも…と挑戦してみた。

よく考えると、巻き寿司をつくるのは今回が初めてかも（いや二回目かな？）。
ほぼ初心者であるにもかかわらず、どちらの巻き寿司ものりを内側に巻く、私にとっては少々高度なテクニックを要するやつだった。
食いしん坊は巻き寿司なんて作るべきじゃないかもしれない。
ついつい具を入れすぎて、巻いてる途中で中身がはみ出してしまう。
悪戦苦闘しながらも、とりあえず完成。

うちのごはんは玄米の５分づきなので、色からしてあまり美味しそうに見えないが、味はまぁまぁだった。
特に『フィラデルフィア･ロール』の、サーモン（スモークがなかったので、刺身用で間に合わせた）とクリームチーズの組み合わせは最高！
醤油とクリームチーズのマッチングは正月にお餅で試していたので想像はついたが、更にサーモンと酢飯が合わさると絶妙なハーモニーをかもし出す。
１合炊いたご飯を、あっと言う間に完食。
娘のためのひな祭りなのに、私が食べ過ぎた。