「7つの習慣」を読んで自分を振り返ってみる

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勤めだした会社からの宿題…読書!!
会社のトップから、自身が書いた数冊の著書を読む前に、まずこれを読めと「7つの習慣」渡された。
昔、自己啓発系や精神世界の本が好きでよく読んでいたのだけど、これは読んでいなかった。
事務所の皆様に聞いてみると、仕事だけでなく子育てや生き方においてとってもタメになる本なんだそうだ。
ふ~ん、そうか。
毎日少しずつ読んではいるが、結構ぶ厚い本であることと、寝る前にベッドの中で読むのでなかなか進まない。
何せわずか10秒で眠りにつける私だから、目をこすりながら必死に読んでも1日数ページしか進まないんだもの。
それでも、ドキッとするようなことが書いてある部分を見つけると、自分自身と照らし合わせながら、同じ行を何度も何度も読み返す。
まだ1/4ほどしか読んでいないのだけど、その中で一番自分に当てはめやすかったのが、子供への接し方。
子供が悪いことをしたとき、頭ごなしに叱ったり、強迫したり、強要したり…状況にもよるのだろうけど、言うことを聞かない子には状況もよく把握しないままそんな行動に出てしまう。

しかし「力を借りることは、弱さをつくり出す」。まず、力を借りた人が弱くなる。なぜなら物事を成し遂げるために、外的な力にいっそう依存するようになるからだ。そしてまた、強要された人も弱くなる。自主的な判断力や時勢の力が育たないからである。最後にはお互いの関係も弱くなってしまう。協力の代わりに恐怖が生まれ、一方はますます横暴に、そして一方はますます防衛的になっていくからだ。
身体の大きさ、地位、権限、肩書き、容姿、過去の実績などが力の源になっている場合、それが変化したり失くなってしまったりすれば、はたしてどういう結果になるだろう。
<中略>
私の経験では、教えるべきときとそうでないときがある。親と子の関係が緊迫し、感情的な雰囲気になっているとき、教えようとする姿勢はかえって、子供には裁きや押しつけ、あるいは拒否という形で受け取られがちになる。双方の気持ちが落ち着いて関係がうまくいっているときに、子供と二人きりになり静かに話し合う方が、効果はかなり大きい。

あぁ、なんだか耳が…いや、目が痛い。
悪いことは叱らなくちゃならないが、結構私って感情任せなところがあるので、迫力満点なんだよね。
他にも目が痛い部分がたくさん…

例えば、結婚生活に問題を抱えているとすれば、妻の欠点を延々と指摘することに何の意味があるだろうか。それは単に自分自身を責任が無い無力な被害者に仕立てるだけであり、自らの行動する力を放棄しているにすぎない。やがては、妻に影響を及ぼす力も失くなるだろう。叱責し、批判し、とがめ続ければ、彼女はあなたの思いやりのなさを理由に自分の悪い行動を正当化できると感じるだろう。あなたの批判は、改めさせようとしている妻の行動よりも有害なものなのだ。その状況に良い影響を及ぼす力は、みるみる消え失せてしまうだろう。
本当にその状況を改善したいのであれば、コントロールできる唯一のもの -自分自身- に働きかけることである。妻を正そうとすることをやめて、自らの欠点を取り除くことに働きかけることである。素晴らしい夫になることに集中し、無条件に妻を愛し、支えることである。願わくば、妻もあなたの主体的な模範の力を感じとって同じようにしてほしいと思うだろう。しかし、彼女がそうしようとしまいと、状況を改善する最もよい方法は、自らのあり方に働きかけ続けることだ。

読みながら、納得できる部分がたくさんある。
私の周囲にも、うまくいっていない夫婦は少なくない。
でも…これに気づいても、本当に実行できる人ってどれくらいいるんだろう。
夫婦、親子、先輩後輩、上司と部下、友達、恋人。
やたらと自分の思い通りに相手を変えたいと考えること自体が、勘違いなのかもね。
それ自体、自分が一番正しいと思っている証拠だし、相手の人格も無視している。
それでも、なかなか直らないのが人間。
修行が必要だから、この世に生を受けたんだろうね。
私もまだまだ修行の身、学ぶことたくさんだわ~~~~。
この本、読み終わる頃には、少しは変われてるといいなぁ。
ってか、本当に全部読めるのか?ってのが一番の問題だったりするんだけどさ。

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コメント

  1. そうですねぇ~。kaoさんが紹介してくれてる部分は多いに納得ですねぇ~。
    どこまで実践できているかはわかりませんが。私はそうゆう心持ちで奥様や友人、後輩などに接してはいるつもりです。
    が、がしかしですよ。私の会社の後輩はいくら言っても自らを改善しようとしない・・・。かと言って、私がサポートするとそれに甘える・・・。怒鳴っても反発するだろうし。やさしく言えばつけあがるし・・・。そうゆうやつに効くやり方とか書いてないですか?(笑)

  2. 私にも目が痛い部分がありそう…(特に夫婦の事とか)早速、買って読んで見ようかな!

  3. 秘訣、
    その1、いらん事は言わん事。
    その2、会話を極力少なく。
    その3、反対意見を言わず、常に聞き流すこと。
    その4、返事は何時もハイ。嫌はなし。

  4. kaoさん、こんばんは。
    つい今日の事。大人げなく娘に怒った私にはかなり耳が痛い。。
    娘の態度があまりにも目に余ったので、車の中でかなり長い時間怒鳴って。。
    怒るというより傷つけたと言ったほうが合っているかも。。
    大人げないし、娘に深い傷を残したのは間違いないと思うと一人やりきれなくなってしまいました。。
    娘が成長した時、その反動が私にふりかかると思うとぞっとします。。。
    「過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる」と聞いた事があります。
    難しいけれど、心から幸せになるためには一番近道な方法なのかもしれませんね。
    beちゃんのレオタード姿、ちょっとはにかんでいる表情が可愛らしいですね。

  5. ::ふりっぱーさん::
    おぉ、素晴らしい!
    世の男性がみんなそうだったら離婚率がかなり低くなると思うんですけどね。
    >そうゆうやつに効くやり方とか書いてないですか?
    え~~っとそれはですね、とにかく周囲に振り回されないことですね。
    奥様に対する関係と同じで、相手をとやかく言うのはやめて、とにかくじっくりと自分を固めていくのが大切みたいですよ。
    なんて言いつつ、私もできないんですけどねぇ。

  6. ::カズママさん::
    あ~~かなり目にきますよね(^^;
    買って読んだら、更に危険かと思いますが、読んでみる価値はアリです!

  7. ::kspawsさん::
    あ~・・おいちゃんの苦労がわかります。
    そうそう、男はそうでなくっちゃね。
    それで肝心なときに強かったらサイコーですよ。
    神経性胃炎などにならないよう、ご注意下さい。

  8. ::sakuraさん::
    うんうん。よくわかりますよ。
    私も頭ではダメだな~と思っていても、ついしつこく怒っちゃいます。
    そこまで言わなくても・・・と思うくらいに。
    で、最近のBeは、何かと怒りっぽくて、よ~く考えると、私にそっくりなんですよね。
    まずは私が改めなくちゃ・・・って、今日から先に怒った方が負けってことで、我慢比べをすることにしましたよ。
    過去と他人は~・・・の言葉、私も聞いたことあります。
    でも自分に言い訳をしてしまい実践できないことが多々ありますが、お互いに焦らず少しずつ頑張っていきましょうね!