一昨日は娘の通院日だった。
いつもは病院まで車で30~40分ほどなのに、雨が降っていたせいか酷い渋滞で1時間以上かかった。
娘を病院の正面玄関におろしてから駐車場に向かうので、到着前に保険証や診察カードの入ったポーチを渡して、「マスクをしときなさいよ」と言うと、「うん…マスクは?」と娘。
「は?マスク持ってきてないと???家を出る前に、あんたが私に『マスク忘れんようにね~』って言ったんやない」
「うん、それでママが『持ってる~』って言ったけん、私の分も持って行ってるかと…」
コロナで日本中が大変なことになっているときに、マスクをせずに病院に行くなんてあり得ない。
しかも九大病院は一日に数千人が受診するマンモス病院だから、もしかするとコロナに感染している人がいるかもしれない。
朝っぱらから腹が立って大声で怒鳴り、仕方ないので私のを娘に渡し、娘をおろしてからマスクを探しに行った。
バケツをひっくり返したような土砂降りの中、コンビニやドラッグストアなど5~6件回ってみたけれど、やっぱりどこにもマスクは売っていない。
1時間ほどで諦めて、病院へ。
入口に、『必ずマスクを着用して』と書いてあり…仕方ないのでハンカチで口もとを抑えながら待合室へ。
腎臓内科を受診の際、たまたま先生の都合で透析室での診察だったので、透析されている方々を横目に「マスクしていなくて、すみません…うちのバカタレが忘れて…」と言いかけると、先生がサッとマスクを差し出して下さった。
医療関係者の方々用なのに本当に申し訳なかった。
そんないつまで経っても母任せで頼りない娘も、今年で20歳になる。
来年は成人式なので、成人式で借りる振袖を早く予約しないと良い着物がなくなってしまう…と、しきりに言ってきていた。
私の中では、夏ぐらいでいいんじゃない?って思っていたのだけど。
レンタル屋さんは、娘が中3のときスチールモデルをした際に、着物を着せてもらったところにしようと決めていた。
スタッフの方はプロばかりで、ヘアは日本髪まで結えるほどの腕前だし、すごく良くかったので、「成人式のときもお願いします」と言って帰ってきたのがついこの間のよう。
電話で予約をして、4年ぶりに伺った。
モデルのときのことは言わず普通のお客さんとして行ったのだけど、有難いことに覚えて下さっていた。
カタログの写真で候補を選ぶ。
娘の顔立ちと肌の色から、かわいらしい小花柄や淡い色は似合いそうになく、私と娘が選ぶのは殆どが同じ着物だった。
最終的に一番右の着物に決定。
前撮りと当日とで18万円+税(写真代含む)
一番安い着物を選んでいたら10万円なんだけど。
それでも、お知り合い価格にディスカウントして頂けたので助かった。
早いなぁ。
出産してあと2カ月で20年。
私の責任も娘が20歳になるまでと思っていたけれど、病院へ行くのにマスクを忘れるような娘だからね。
あと10年、あと5年って指折り数えてやっとここまできたのに、最近では子育てっていつ終わるんだろう…と、半分諦め気味。
『孫を猫かわいがりする』という次のステージが待ち遠しくて仕方ない。
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