この世のあらゆる人やモノには相性がある。
その相性とは、人やモノから出ている細かな振動が互いに通じ合う度合で良し悪しが決まるのだそうで、その振動を『波動』と呼ぶらしい。
先日、友人の紹介で『波動測定機』とやらで波動測定をして頂いた。
その分野に関して詳しくはわからないのだけど、イロイロと診て頂いた結果は興味深いもので、私の人生においての迷いや不安が少し取り除かれたような気がする。
まず初めに調べてもらいたかったのは、娘の父親とのことだった。
彼には対してはもう愛情のかけらさえもなくなってしまっているが、娘の実の父親であるし、私にもここ２年ぐらいは妙にやさしくてクリスマスや誕生日にはプレゼントやカードをくれたりもする。
しかし女というものは執念深いと言うか、いや私だけかもしれないけど…、妊娠から出産までの辛かった日々は決して忘れられるものではなく、今でも思い出すだけで涙が出てくる（実は先日、久しぶりに彼の部屋へ行ったとき、あの頃のことが甦ってきて涙をこらえるのが大変だった）。
だから彼がどんなに歩み寄ってきても、私の彼に対する冷たい態度は変わらないし、２年半前に引っ越してからは住所さえも教えていない（彼は来たがっているが…）。
しかし娘は最近、私がなぜ結婚していないのか聞いてくることがあり、詳しく話しを聞いてみると父親と住みたいのだと言う。
娘のことを思えば、彼を許してあげて、復縁の方向にもっていくべきなのかなぁと考えたことがあった。
そこで彼と私の相性を診て頂いた。
波動測定機でわかることは、
相性①（私から彼に対しての相性）、
相性②（客観的な相性）、
縁などで、
その他悪い結果が出た際、それを改善するための波動調整をしたい場合はその方法も教えてくれる。
結果は満点を１００とした数値で表される。
そして診断の結果は、相性①３２、相性②４２、縁３１であった。
これが良いのか悪いのかは、テストの点数と思って頂ければわかりやすいと思うけど、極めて悪い数値ではある。
測定者によると、これくらいの縁では、もし結婚していたとしても家庭内別居などになりやすいほどの薄い縁なのらしい（ちなみにこれを紹介してくれた長年別居中の友人と、その旦那との縁はマイナス数値だったので爆笑！）。
それを聞いて安心したと言うか、納得できたし、今の状態がベストなのだと確認できたようで嬉しい。
愛情が少しでも残っていれば波動調整も考えたかもしれないが、そんな方法なんて訊く気にもならなかった。
これからも頑張ってひとりで娘を育てて、娘が成人したらカッコイイ彼でも見つけて老後をゆったりと過ごせたら…そんな意欲が湧いてきた日であった。
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