Beはご存知の通り、いわゆる「天然」と言われる部類だと思う。
一緒に暮らしていると、イラッとくることがあまりにも多く、将来が不安になる。
つい先日、友人の子どもが泊まりに来ていたときのこと。
仕事から帰るのが遅くなり、お腹を空かしているだろうと自宅へ電話。
「ちょっと遅くなりそう。晩御飯は水炊きやけん準備しといてくれる?鍋をセットして、ベランダの白菜と春菊を切っといて。それとね、水炊き用のお肉が冷蔵庫の右側の上の段にあると思うんやけど…」
「えーっと…ないよ。」
「いや、あるって。右側の上の方をよく探してみて。レトルトパックになってて、ラベルとか何もついてないやつ。レトルトの中身全部、肉もスープも一緒に鍋に入れて。」
「わかった。探してみるね。」
電話を切って…数分後、Beから電話がかかってきた。
「お肉ないよ!ちゃんと探したけど、ないよ!」
「絶対あるって!朝、あるのを確認したから!」
「いや、本当にないって!私、ちゃんと見たもん!」
こんな会話が数分間続き…
「冷蔵庫の中に絶対あるって!」
私がそう言うと…
「ママ、冷蔵庫の中って言わんかったやん!」
なんと…冷蔵庫の上を必死に探してたらしい…
「お肉やけん、普通は冷蔵庫の中やろ!!!!」
「だってママ、冷蔵庫の中って言わんかったもん!!!」
こんな感じで大ゲンカをしていたら…
「タレも鍋に入れると?」って言い出した。
「は?タレ?タレって何?」
「タレよ。えっと…ポン酢!」
「水炊きやけん、ポン酢はつけて食べるんやけん鍋には入れん!!!」
あまりにもトンチンカンなので、つい声を荒げてしまった。
ちょっとかわいそうだったかな~と反省しながら家に帰り着いた。
そして、キッチンへ直行すると、ブツ切りにされた肉が。
思っていた肉ではなくて、お正月に友人から頂いたちょっと高級っぽい鶏ハムのようなやつ。
(スライスして酒のつまみにいただこうと思ってたのに~~!)
Beがタレと言っていたのは、それに添えられていたパックのポン酢。
私が言っていた、職場の近くのお肉屋さん自慢の水炊き用のお肉は冷蔵庫の中に。
こんなことが日常茶飯事。
私の説明の仕方が悪いのかと、あれこれ工夫して伝えても結果は同じ。
どっと疲れが出てしまった。
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コメント
何事もそのことを自分のこととして捉えないとそういうものかもしれませんよ。
逆にいうとそういうことを経て身の回りのことを自分のこととして考えるようになるというか・・・
私はブロッコリーにマヨネーズをかけて食べるのが大好きで、19歳から横浜のアパートで一人暮らしを始めた時に、自分で近くの東急ストアからブロッコリーとマヨネーズを買ってきて食べました。
でも当時の私はブロッコリーを湯がくということを知らなかったので、何だこれは?家で食べてたのと違うじゃないか!と思いました。
こんなことは他にもたくさんありましたが、私の場合は自分でやらざるを得ないことを自覚しだしてから、色々と覚えるようになり考えるようになり、幾分マシになりました。
だから、Beちゃんも大丈夫ですよ。まだ、kaoさんに甘えているのだと思います。
Beちゃんの無邪気な笑顔のお陰で、毎日楽しく・・・て初めに書いてるじゃないですか。その内容がBeちゃんの成長に伴って少しずつ変化していってるのだと感じます。
ホント、子供ってオモシロイ!ですね。
::momoさん::
わかります!!
そうなんです!!
自分のこととして捉えない=興味がないんだと思います!
今回のことは一例ですが、普通はそうならないでしょ!?もっと想像力を働かせなさい!と毎日のように言ってはいるんですが、暖簾に腕押し、ぬかに釘。
一事が万事、その調子なんですよね。
momoさんのように、自分で気がついてくれるようになったらいいんですが・・・本当にそうなるのか心配で。
将来お嫁にいったときに、あまりに気のきかない嫁で迷惑を掛けてしまうんじゃないかと、まだ小学生なのに心配になってしまいます。
これが友達の子どもとかだったら思い切り笑えるんですけどね、自分の子となるとつい腹が立ってけんかになることもしばしば。
性格だから仕方ないんでしょうかねぇ。