有休消化に入ってから、リフォームローンの本契約をするために母と一緒に銀行へ行った。
母を連れて行ったのは、建物の所有者も署名押印する必要があったからだった。
所有者ということを証明するために、身分証明書代わりの健康保険証や公共料金の領収証を提示すると、問題なく手続きができた。
不動産登記をするために、何度も何度も役場や法務局へ足を運んでいたのは何だったんだろう。
色んな悪条件が重なってしまい結局は登記できなかったけど、何ともすっきりしないと言うか、悔しいので、あの頭でっかちの法務局のおじさんが定年退職したころに、またチャレンジしようと思う。
300万円のリフォームローンは、それまで支払っていた家賃相当額をそのまま支払いにまわせば結構早く終わるなぁと思っていたのだけど、銀行側の都合で希望は叶わず、結局15年払いとなった。
毎月わずか2万円ほどの支払いで65歳で完済。
悪くない。
先に母が出してくれる300万円を前金としてリフォーム会社に振り込んだ。
残りの300万円はリフォームが終わったあとに、ローンを組んだ銀行から直接振り込まれることになった。
リフォームを前に、実家の古い家具類を処分した。
私が小学生の頃に習っていたピアノ…もう何十年も調律していないので、鍵盤を叩いても音が出ないところもある。
ピアノの処分ってどうすればいいんだろうと検索してみたら、古いピアノでも買い取ってくれる業者がたくさんあった。
電話で問い合わせて型番などを伝えると、3万円代で買い取ってくれるとのこと。
こんなに古いピアノでも買い取ってもらえるなんて意外だった。
…ということは、もしかするともっと高い値段になるかもしれない…と、5~6件ほど問い合わせたところ、一番高いところはなんと6万円代(詳しい金額は忘れた)。
問い合わせて数日後には来てくれて、ほんの15分ほどで運び出しその場で現金を頂けたので、引っ越し費用の足しにすることにした。
2018/4/20
退職日。
菓子折りとクリーニング済みの制服を持って、会社へ行った。
あの憎たらしい社長に、「お世話になりました」と挨拶をした。
何と返事が返ってきたのかは覚えていないが、その日限りでもう一生会わなくていいのだと思うと嬉しかった。
社員の方々にも挨拶をして、清々しい気持ちで会社を出た。
帰る途中、銀行から電話がかかってきた。
リフォームローンの本審査に通ったとのことだった。
すべてが順調に進んでいることにホッとした。
会社を辞めて、ローンが通り、ウキウキしながら帰ってきた。
帰りついて、30分も経っていなかったと思う。
私の携帯が鳴った。
留学エージェントからだった。
「お嬢さんが、救急車でERに運ばれました」
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