お盆休みは寿司の製造補助の短期アルバイトへ

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ここ5〜6年ほど、毎年8月は写真の仕事があるので、お盆はカメラマンから送られてくるデータ待ちの時期。
データが届くと、何千枚もの画像と睨めっこして選別したりトリミングしたり、プリントに回したり、ネット閲覧用にサーバーにアップしたり…1ヵ月ほどは忙しい。

去年、そんなデータ待ちの時期にふと目にした短期アルバイト募集。

お寿司や仕出しなどのお店の製造補助の仕事なのだけど、時給がなかなか良い。
カメラマンからのデータはまだ来そうにないし、お盆休みが1週間ほどあって、時給も良いし…翌月には一泊で伯父の法要に出かける予定なので結構な出費になりそうだし…で、去年のお盆休みの5日間はアルバイトに行ってきた。

製造補助なんて、高校生のときに某コンビニのサラダを作るところでバイトをした以来か。
ベルトコンベアで次々と運ばれてくるサラダに輪っかの玉ねぎをのせるんだけど、輪っか同士がなかなか離れてくれなくて、みるみるうちにサラダがたまってしまい、1日でやめたっけ。
福岡県の最低賃金が407円の時代に、600円ぐらいの時給だったと思う。

時は流れて、その35年後。
朝8時から18時で休憩が1時間なので9時間労働、当たり前だけど仕事中はずっと立ちっぱなし。
もう腰が痛いのなんのって…
しかーし、寿司づくりがなかなか楽しかった。
もちろん握るわけではないけど、回転寿司のようにシャリは機械が作ってくれるので、その上にワサビと魚を乗せて盛り付けると、なんかお寿司屋さんになった気分。
しかも最終日には、ニコニコ現金払いだったもので…5日間の疲れも一気に吹き飛んだ。

 

そして、今年はコロナの影響で写真の仕事がキャンセルになった。

お盆休みが長いなぁ…なんて思っていたら、また短期アルバイト募集のLINEが…。
今度は1日短くて4日間。
よっしゃー行ってみるか…とすぐに電話すると、去年も行ったので面接なしでOKだった。

でも、去年より辛かった。
地獄の4日間だった。
もう倒れるんじゃないかと思うくらいに辛かった。
1年間でそんなに体力落ちたのか?と思ったが、1日あたりの労働時間が去年より1時間長かった。

7時~18時まで、うち昼休憩1時間なので労働時間は10時間。
しかも2日目はあまりの忙しさで、休憩は30分しかもらえず。
休憩時間以外は、一度も座ることも、手を止めることもなく馬車馬のように働いた。
心を『無』にして、とにかく頑張った。
寿司盛りを4日間で200以上は作ったと思う…いや250か…。
売り上げ的には100万円に手が届くぐらいは作ったと思う。
作りながら、最終日にはお給料がもらえるのでビールとお惣菜をたくさん買って帰って、テレビを見ながら夜更かししようと決めていた。
それを心の支えに頑張った。

ようやく最終日を終えて、お店の方々に挨拶をして事務所へ。
去年はこの時点でお給料の封筒を渡されたのに、なかなか声がかからないと思ったら、

「面接のときに言われませんでした? 8/20以降に取りに来て頂くことになっています」

面接なかったし。

何が辛いって、これが一番つらかった気がする。

帰りにイオンでビールとお惣菜を買ったけど、お給料はまだもらっていないので何だか罪悪感。
もう来年のお盆は絶対にバイトなんかしないと心に決めた。

いつもありがとうございます。
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MotherLeaf*

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