『オーパーツ』に見る自らの誤りを認める大切さ

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↓94年、エジプト・ピラミッド内部にて
ooparts

 

 

 

 

 

 

 

トルコの遺跡から世界最古の鋼、製鉄の起源見直しへ
トルコのカマン・カレホユック遺跡で出土した紀元前18世紀(アッシリア植民地時代)の鉄片が鋼(はがね)だったことが判明した。
これまで世界最古とされてきた紀元前14~12世紀(ヒッタイト帝国時代)の鋼を約500年さかのぼる発見。
従来、世界で初めて高度な製鉄技術を確立したのはヒッタイト帝国だと考えられてきたが、アッシリア期の鋼が確認されたことで、製鉄の起源は根本的な見直しを迫られることになりそうだ。YAHOO!海外ニュース5月11日)

この記事を目にしたとき、オーパーツ(OOPARTS)を思い出した。
オーパーツとは、『場違いな工芸品』という発見された場所や時代とはまったくそぐわない品物の総称で、英語のOut of Place Artifactsの頭文字をとったものである。

世界には数多くのオーパーツが存在する。
誰でも知っている有名なオーパーツと言えば、『エジプトのピラミッド』や『スフィンクス』、『ナスカの地上絵』などが代表的だが、その他、『古代ギリシャ時代のコンピューター』、『聖徳太子の地球儀』、『古代の電池』など挙げればキリがない。

いずれも幾世紀も前の産物であることは間違いなく考古学者たちを悩ませてきたものばかりであるが、これらの存在を認めてしまったら、有史以前から培ってきた文化人類学すべてを書き換えなくてはならなくなってしまう。

『三葉虫を踏み潰した靴跡』というオーパーツをご存知だろうか?
1968年にアメリカ・ユタ州でサンダル靴に踏み潰された三葉虫の化石が発見された。
人類はおろか、脊椎動物すら存在していなかった5億年前の化石である。
人類の歴史は200万年前(たぶん)に始まったとされているが、この化石の存在が事実なら5億年前に人類が存在し、しかもその人類は履物を履いていたことになる。
この化石の発見の翌年以降も、同じような5億年前の足跡の化石が発見されているが、結局、歴史を塗り替えることなくオーパーツとして名を連ねることになった。

『認める』ために自分の長年の経験や思想をねじ曲げる必要がある場合、一体どれくらいの人が素直にそれを受け入れることが出来るのだろう。

自分が正しいと思い続けていたことが正しくなかったことを我が子に教えられたとき、一体どれくらいの人がそれを受け止め、自分が間違えていたことを認めることができるのだろう。
話が飛躍しすぎだが、オーパーツが子育てにも通じるものがあるような気がした日であった。

いつもありがとうございます。
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コメント

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