虐待と体罰とモンスターペアレント

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私の好きなテレビ番組のひとつ「たかじんのそこまで言って委員会」で、今日のテーマのひとつが「児童虐待」だった。

日本のお母さんは頑張りすぎるから、完璧にやれないことに苛立って虐待に走ってしまうというパネラーの意見があった。

そう、頑張りすぎているんだろうなと思う。
でも私は違うかな~。

完璧なんて最初から目指していないし頑張りすぎないから、子育てがストレスでないどころか逆に楽しんでいる方だと思う。

なので虐待する人の気持ちはわからない。
では、虐待ではない本当に躾目的の体罰はどうか。

私はこれも殆どやったことがない。

自分自身も親からは数えるほどしか叩かれたことがないからか、Beに対してもこの11年間で数回お尻を叩いただけ。

「時には体罰も必要なんじゃない?」と日ごろから体罰をやっている人に言われたこともあるけれど、Beは叩くほどの悪さをすることもないのでその機会はなかった。

それに叩くのも叩かれるのを目にするのも、気分が悪くなるというのもある。

しかーし、学校での体罰は是非ぜひやってほしいと思っている。
私自身、数え切れないくらい先生に叩かれた。
叩かれる理由は自分が一番わかっているので、先生を恨むことはもちろんない。

体罰は色んなやり方があるようで、私は高校生のときに先生から髪を切られたという苦い思い出がある。
体育の時間にペディキュアが見つかって、その罰として前髪を眉毛の上でパッツン切られた。
伸びるまでは色んな友達に前髪のことを訊かれて恥ずかしかったのを覚えている。
もちろん、それ以降はペディキュアなんか塗らなかった。

体罰を受けるような原因を、子ども自身は「悪いこと」だと認識してやっていることが多いと思う。
それなのに、体罰なしで言い聞かせるのには、かなりの信頼関係が必要だし、それを先生方に求めるのは無理がある。

私たち親からしても先生を値踏みしている部分があって、保育園時代から今まで、最高だったと言える先生と、そうでない残念な先生がいて、その残念な先生には期待はしないし、子どもたちも信頼していなかった。
そんな信頼できない先生からどんな言葉でお説教されても、私の経験上、心には響かない。

それよりも頭をゲンコツでやられて「痛かった」という嫌な経験が躾につながるんじゃないかな。

今では学校での体罰はご法度とされ、わが子が親の思い通りに育っていないのは学校のせいだとするモンスターペアレントも年々増加。

手のつけられない子どもは、先生から体罰を受けることもなく、親からももちろん叩かれるどころか甘やかされ続けた結果の集大成。

学校での体罰の件数とモンスターペアレントの数が常に反比例しているような気がするのは私だけ?

モンスターペアレントって間接的ではあるけれど、虐待と同じように子どもの人格や成長に大きな影響を与えるのかもしれないね。
考えていたら頭が混乱してきたのでこのへんで終了。

いつもありがとうございます。
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コメント

  1. ビンゴ~~~~~~!!!!
    今の若い人は、いいとこ伸ばしでたたかれた事がないから
    弱いよ。
    自己否定されると一発でしなる。

  2. ::kspawsさん::
    そうなんですよね。
    私も否定されると結構凹むんでまだまだですが・・・結構歯に衣着せぬ物の言い方をするので、若い子たちに敬遠されたことがありました。
    なので若い子たちと話をするときは、必要以上に気を使ってしまいます。
    Beとはよくケンカをしますが、手はあげないものの、ケチョンケチョンに言ってやりますよww
    これって言葉の暴力でしょうか・・・